『藤田晋 invitational RTDトーナメント2019』の開幕戦であるグループBの3回戦、4回戦が6月2日(日)に放送された。
対局メンバー
内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)
勝又健志(日本プロ麻雀連盟)
金太賢(日本プロ麻雀協会)(初出場)
萩原聖人(日本プロ麻雀連盟)
3回戦
東1局親番の内川が好配牌、素直に手を進め4000オールのアガリをものにする。
更にリードを広げて迎えた南1局1本場の親番でも再び赤3の手をアガリ4000オール。大きくリードを広げた。
この後も内川と金がアガリを重ね二人のトップ争いで場は終盤へ。金の巧みなオリ判断等も目立った。
オーラスは勝又が金の親番をかわし2着をキープ。萩原は3回戦もアガリがなないまま厳しい状況で最終戦を迎えることとなった。
4回戦
内川は2着までに入れば勝又がトップでもほぼグループ首位をキープ。勝又、金はまずはトップを取って内川との着順を操作して首位を狙うが、状況に応じて首位狙い、2位狙いを考えることになる。萩原は、とにかく大きなトップを狙うこととなった。
しかしなんとかくらいつきたい3人の野望を打ち砕くかのような東1局の内川の4000・8000が炸裂。まずはこのビハインドを巻き返すところからの争いとなった。
しかし、その内川の先行に対して金と勝又もアガリをものにして追い上げながら南入。金と勝又の打川を追う争いは南2局1本場に勝又に軍配。勝又が金から5200をアガり反撃の狼煙をあげると南3局1本場の親番にリーチ・七対子・ドラ2をアガりこの半荘のトップ目に浮上。トータルでえも内川まであと1万点ほどまでに差を詰めた。
その後の2本場でも勝又が内川から2900を直撃してあと3600点差まで差を詰めた。
しかし次局の3本場、内川が仕掛けて待ちの聴牌。その後金が待ちリーチ、勝又も仕掛けて3枚持ちのチンイツのフリテン待ち聴牌したが、最後のを内川がツモり2000・4000。
最終局は勝又がリーチに出るも流局となり内川がグループ首位での勝ち上がりを決めた。
首位の内川は準決勝進出、2位の勝又はクオーターファイナルAに進出、3位の金はクオーターファイナルBに進出、萩原は敗退となった。
首位通過の内川は、「去年の決勝での敗退の雪辱を晴らしたい」とこの先の戦いについて気合十分に語った。
来週はグループC、1,2回戦の対局となる。
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