8月3日、『データで勝つ三人麻雀』が発売されます。私は先立って公開されたnote版を購入しました。三麻はルールが様々とはいえ、扱う牌の組み合わせが同じならアガリ率、放銃率関連のデータはどんなルールで打つにしろ参考になるところ。全三麻打ち必読の本になることは間違いないでしょう。
筆者のみ〜にん氏、編者の福地氏には私も何度となくお世話になってきましたが、実は協力者の三麻天鳳位、abantes氏も、私がハンゲームで勉強会をやっていた頃のメンバーで昔からの知り合いです。私は誰しもが同じ麻雀の道を歩む同士なのだから、「弟子一人も持たず候」の立場を取りますが、「abantesはワシが育てた」と言っても過言ではないかもしれません…すみません流石に調子に乗り過ぎました(笑)
▼雀魂牌譜
東1局1本場 前局11600をアガって幸先のよいスタート。ここでもクイタンドラ2のテンパイにとって追加点を狙います。
南家、西家共にソーズのリャンメンを外し。露骨なピンズ一色手狙いであることは気付いていたのですが、9巡目にツモったをうっかりツモ切ってしまいました。どちらともソーズは引けばツモ切るでしょうから、ソーズ受けの枚数が多くなるように打としてカンに受けるべきでした。
は一度切ったから不要牌という思い込みに加えて、「端寄りがアガリやすい」「カンチャンよりシャンポン」「ソバテンになる場合は手出しよりツモ切り」といった一般論にとらわれたが故のミス。三麻は牌種が少なく相手の手牌構成を読めることも少なくないので、個別のセオリーにとらわれず、あくまで局面に応じた判断を心掛けたいものです。
でアガリ逃したうえに11巡目に西家からリーチ。ドラ2見えているというだけなら親で満貫あれば押すところですが、西家の手はピンズ一色手濃厚。トイツ落としからチートイツも否定されています。1枚くらいはとを押していますが、この時点で止めた方がよかったかもしれません。更に待ちが絞れたので14巡目のでギブアップ。の切り順から打でテンパイを維持する手も考えましたが、から大三元狙いで先にを切るケースも有り得るのもあり、元々待ちがかなり絞れている以上先切りがあっても通しづらいと判断しました。
結果的に倍満をアガられてトップを逃すことに。優劣比較を怠って安易にツモ切りして結果にここまで差が出てしまいました。三麻の怖いところでもあり、面白いところでもあります。
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