麻雀ウォッチのYoutubeチャンネルで公開している、初心者麻雀講座「おしえて!はるごー先生」
「おしえて!はるごー先生」では、Mリーグ U-NEXT Pirates / 麻将連合所属の小林剛プロと、最高位戦日本プロ麻雀協会所属の中里春奈プロが先生となり、麻雀初心熊であるポンちゃんに、麻雀を一からわかりやすく教える企画です!
第9話目は、「ゲームの始め方と終わり方」について。この記事は動画の内容を文字に起こしたものですので、動画でも同じ内容を学んでいただけます!
第8話では、フリテンのお話をしました。今回は「ゲームの始め方と終わり方」について紹介します
今までの勉強では、最新の自動麻雀卓を使っていたので簡単にできていたのですが、今回は手積み卓を使って、正しい始め方と一局がどこまでいくのか、どうやって終わるのかのお話をしていきます
そういえばポンちゃんわからなかったよね〜!
途中からばっかりやったから〜!
ではさっそくやっていきましょう!
ゲームの始め方
まずはゲームの始め方です。ポンちゃん、いつもと何か違いませんか?
あれ?いつもはもっと機械っぽいのに全然違う!
そうですね。真ん中に光るものはないけれど、その代わりに何か…
サイコロがある!サイコロ使うん?
そうなんです。手積み卓ではサイコロを使います。前回までは、すっばらしい機械があったので必要なかったのですが
すっばらしい機械!
どこのお家にもあるわけではないので、お家で麻雀を打とうと思ったら、こんな感じになります!
はーい!
まずは、136枚の山を積まないといけないですね
うん!
この山は、1人17枚×2段で積みます。そして右を少し斜め前にして、写真のように四角にします
これを俗に、井桁を組むとも言います。この状態でやっとゲームができます
よし!
機械の時は、ボタンを押しただけで出てきていた、自分の配牌を取らないといけません
そっか!それ確かにない!
それを決めるのが、このサイコロ2つ!
重要〜!
それではポンちゃん、このサイコロ2つを振ってみてください!
はーい!えい!
サイコロの出目は、4と6です。足して10ですね。2つの出目を足した10を使って、配牌を取っていきます
はーい!
4つ山があるので、どこの山から最初の牌を取るかを決めます
確かに、これじゃわかれへん!
ポンちゃんが親だったので、親の目の前の山が1の山、麻雀は反時計回りなので、10の山はポンちゃんから見て右の山になります!
はーい!
この10の山の端から取れば良いのかというと、そうではなくて
違うん?
この10をもう一度使います!10の山の前に座っている人の右手から10外します
この10を残して区切りをつけた隣が、取り出すスタートになります。ただ13枚を1枚ずつ取っていたら時間がかかるので、手に収まりの良い4枚を3周し、12枚を取ります
はーい!
ではまずは、3周取ってしまいましょう!
よーし!
親のポンちゃんから取っていきます
(4枚×3周 配牌を取ります)
これで4人全員が、12枚の配牌を取ることができました。残りはあと1枚ですが、またここでややしいことが出てきます
13枚目を全員が1枚ずつ取ってしまうと、誰からゲームスタートなのか、わからなくなってしまいます!
確かに、誰からかわからへんなる!
そうなんです!親の示すものが何もなくなってしまうので、サイコロを振った人が誰だったか、わからなくなってしまいます
なので、親は1枚持ってくるのを先にやっちゃいます
おお!
親は14枚、他の3人は13枚にしておくと、親が誰かわかりやすいですね
わかりやすい!
14枚の取り方は、1番最初の角を取って、1つ空けて、もう1つ先の牌を取ります。これを俗に「チョンチョン」なんて言ったりします
チョンチョン!なんか可愛い〜!
ではポンちゃん、チョンチョンをしてください〜!
よいしょ〜!
よくできました。この残ったところから、他の3人が1枚ずつ取ります
おおおおお!
これで親が14枚、子どもが13枚の配牌を取り終えました。残った形は階段みたいな形になります