- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。
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二軒リーチ押し引き判断。二軒リーチにテンパイを崩して再度追いつくことは稀なので、単に押すか降りるかで考えて差し支えありません。親にはが大体通る牌、安め1翻高め3翻、高めでアガれば順位浮上が期待できるラス目となると打リーチを選びそうです。
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1シャンテン押し引き判断。高打点が狙えるくっつき1シャンテンですが、くっつきと言っても良形が残りにくいので実際はリャンメン×2の1シャンテンと大差ないとみます。浮き牌は全て無筋です。親であることを踏まえると点数状況がフラットな局面なら押し寄りですが、下位ともあまり点差が離れていない南場トップ目となると降りが無難でしょうか。手順からが端牌にしては放銃率が高いというのも今回は重要ポイント。これが序盤でが切られていて比較的通りやすいとなれば押す手もありそうです。
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「宣言牌の裏筋は通りやすい」は、従来言われてきた「序盤の裏筋は危険」の裏返しです。序盤の裏筋の危険性が一般論として成り立つわけではないのと同様、このセオリーも一般論として正しいとは言えません。
今回については河情報が少なく、は悪形には当たりにくいことから通常の無筋37牌よりは通りやすいと言えそうです。しかし良形に関しては、リャンメンが揃っているならからはむしろ逆手にとってを切られそうですし、本譜のような三色狙い、をフォロー牌に含むメンツ+ターツの形も考えれるので否定できません。もかなり薄いので、現物の切りでテンパイ取り、も薄いうえにフリテンになっているのでダマに受けます。
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