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柴田恵里|的確な攻めで売り出し中の「ふんわり系」女流雀士

柴田恵里|的確な攻めで売り出し中の「ふんわり系」女流雀士

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優しい笑顔と穏やかな語り口が特徴のふんわり系女流雀士、それが柴田恵里(最高位戦日本プロ麻雀協会)だ。来店ゲストなどで接してきた多くの人の心を和ませる一方、牌を握れば、ふんわりしたイメージからは想像もつかない攻撃的な麻雀を繰り広げる一面も。そんな柴田は、麻雀ウォッチ シンデレラファイト2022の予選会メンバーに名を連ねるなど、近況も充実している。本記事では、そんな柴田の人柄や雀風について掘り下げていきたい。

目次

柴田恵里の基本情報・プロフィールデータ

名前

柴田恵里(しばた・えり)

生年月日

4月14日

職業

プロ雀士

出身地

東京都

血液型

A型

趣味・特技

アニメ鑑賞、パチンコ 

本人公式SNS

Twitter 

所属団体

最高位戦日本プロ麻雀協会

プロ入会年

2019年

柴田は麻雀解説でおなじみの梶本琢程氏が運営するプロダクションに所属しながら、プロ活動を行っている。プロダクションには豊後葵(協会)や「かじりさ」こと梶梨沙子(最高位戦)など、人気女流プロが団体を問わず在籍している。その一員として、柴田が各種メディアに登場する機会も今後ますます増えていくかもしれない。

経歴

2019年:最高位戦日本プロ麻雀協会第44期前期生としてデビュー

麻雀との出会い・きっかけ

大学時代に麻雀を始めたという女流プロも多い中、柴田が麻雀と出会ったのは大学卒業後だった。大学時代の友人どうしで卓を囲むことになり、麻雀のイロハだけは覚えたものの、ハマることはなかったそうだ。その後、会社勤めを辞めていた柴田は、知人からの誘いを受けて麻雀店で勤務することに。麻雀は打たないウェイトレスとして働いていたが、ゲストで来店する女流プロと接するうちに、しだいに彼女たちが輝いて見えるようになっていった。一念発起した柴田は麻雀の勉強を積み重ね、いつしか憧れていた「女流プロ雀士」としてデビューすることになったのである。 

柴田恵里の打ち方や雀風

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=v2atcYNAhjk&t=0s

柴田の雀風は基本に忠実で、ある程度の打点をしっかりと作ってからリーチで攻めるのが持ち味だ。愚形を残してでもスピードを優先させることは少ないが、場況によっては自ら動いていく柔軟性も兼ね備えている。「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2021」の1次予選では、制限時間が近づいて急ぎたくなる局面だったが、落ち着いて門前で手を仕上げた。その一方で、次局では他家の第1打をポンしていく早業も織り交ぜるなど、多彩な攻めを展開するのが柴田の麻雀の魅力といえるだろう。

柴田恵里の対局時の様子

麻雀ウォッチ シンデレラファイト2022予選会 2022/3/18

4回戦までの合計ポイントで2~9位に入ると最終5回戦に進出という条件下、柴田が登場した4回戦の配信卓には、柴田を含めボーダー付近のプロが3人。誰しもが脱落を避けたいという思いから、東場を終えても全員が2万点台という膠着状態が続く。それでも丁寧に打ち続け、数少ないチャンスをうかがう姿勢は柴田の真骨頂ともいえるが、南1局3本場で痛恨の放銃。待ちが変わったばかりの七対子までは読み切れなかった。柴田は無念の敗退となったが、ライバルとの激闘は必ず今後の糧となることだろう。

高島芽衣、成海有紗、羽月、羽月まりえが本戦進出!本戦は5月20日に開幕、大会詳細は4月中旬に発表!/麻雀ウォッチ シンデレラファイト2022 予選会結果

麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2021 1次予選A組3回戦 2021/05/30

土壇場で集中力を発揮した柴田が、驚異のV字回復で追い上げを見せた。リーチ合戦で競り負ける厳しい展開が続き、制限時間まで残り10分を切って柴田の持ち点はマイナス1800点。残り3人は30000点超という絶望的な状況から巻き返しが始まった。南2局、変則3面待ちリーチでアガリをものにすると、続く南3局の親番では早い仕掛けからホンイツへ一直線。ここで大きな5800点を加えて最終局へ。そして、トップ狙いで攻めかかった2着目から12000点を直撃。我慢して丁寧に打ち続けた柴田が、数少ないチャンスを逃すことなく見事2着を獲得した。

【7/10(土)12:00】麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2021 一次予選B組

SNSでの評価・評判

SNS上での柴田に関する評判は、ほとんどが「めっちゃいい子」というもの。多方面から、同様の意見が聞かれるのだから、柴田の人柄に関しては推して知るべしということだろう。

柴田をゲストに迎えた麻雀店からのツイート。同卓者には独特のふんわり感の中で麻雀を楽しんでもらいつつ、プロとしての実力を見せつける。これぞ、ゲスト女流プロの真骨頂といえるだろう。

柴田に対しては、皆が「いい子」と口をそろえる。それが職場の仲間たちからというのだから、信頼度も十分だ。

裏方の仕事にも積極的に取り組み、礼儀正しく真面目。イジるところがないほど、先輩からの評価も高い。

柴田恵里のおすすめの動画

誕生日を祝って麻雀大会

麻雀評論家・梶本琢程氏が営む麻雀店で開催された、柴田の誕生日記念麻雀大会の様子を収めたのがこちらの動画。柴田の実直で温かい人柄が感じられる内容となっている。対局の合間にゲストの酒寄美咲(最高位戦)がバースデーケーキを運び入れ、柴田がロウソクを吹き消す場面もあり、大会とは思えないほど和やかな雰囲気に包まれていた。

柴田恵里のニュース・こぼれ話

法事にもきっちり参列

東京出身の柴田が毎年のように訪れているのが、母の実家がある徳島県だ。浴衣を着て阿波踊り見物に出かけるなど、しばしの休暇を満喫する一方で、親戚の法事にもきっちりと参列している様子。親戚を送り迎えするための運転係や御霊供膳の手伝いもしているというから、ここでも柴田の真面目な一面が垣間見える。

女流名人戦は二次本戦で涙

第22期女流名人戦では、二次本戦3回戦目で敗退した柴田。あと一歩で勝ち上がりを逃しただけに、悔しさは相当の様子で「冷静にあの打牌選択が出来てれば」などと反省点を振り返っていた。柴田のモットーは「日々勉強」。来年の大会へ向け、巻き返しを誓っていた。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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