2022年7月11日のドラフト会議でKADOKAWAサクラナイツに指名された渋川難波が、7月12日に契約締結、同日に入団会見があり、KADOKAWAサクラナイツ公式YouTubeで放送された。
入団会見での渋川は終始緊張した面持ちで、受け答えも心もとない様子。他の選手や監督からも心配する声が出たが、終始和やかな笑いの絶えない会見となった。
会見でのコメント・来シーズンへの意気込み
森井監督「渋川選手は雀王というタイトルを獲っていていて、Mリーグにもしっかり通用する力があると思っています。また、我々が堀選手を獲得したときに、渋川さんは『悔しい』という気持ちをnoteで発信していて、そこからMリーガーになるために逆算して、YouTubeをはじめ、様々な努力をされてこられました。その努力を評価したとともに、対局以外の場面でも持ち前の発信力で盛り上げてくれると思い、今回の獲得に至りました」
渋川難波「たくさんのファンの皆さんの応援のおかげで、この場に立てていると思います。感謝しかありません。KADOKAWAサクラナイツは昨シーズン優勝チームということで、とにかく強いチームです。沢崎選手の代わりにはなれませんが、僕を指名していただけたということは、僕にしかできないことを求められていると思いますので、対局でも、それ以外でも貢献していきます」
内川幸太郎「渋川選手はこれ以上にない、知名度と人気と雀力、非常にトータルバランスの優れた選手がやってきたと思っています。チームメイトの年齢も近くなり、Mリーグで一番平均年齢が若いチームになりました。なんと41歳の僕が最年長になってしまいました。チームメイト同士の絆を深めていきながら、しっかり開幕戦に備えて、Mリーグ初の連覇を達成したいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします」
岡田紗佳「優勝チームということで、連覇するのかどうか注目されていると思いますが、メンバーが変わったことによって、挑戦する立場になったなと思っています。このメンバーでもう一度優勝できたら『やっぱりサクラナイツは強いな』って思ってもらえるので、頑張りたいです」
堀慎吾「さっき渋川さんに『堀さん入団会見のときなんて言ってました?』って質問されたんですけど、僕が入団する前のサクラナイツの成績が4位だったので、自分が入ってサクラナイツが弱くなったと思われたくないので、前年度の成績を最低でも上回りたいですねみたいなことを言ったという話をしていました。そう考えると渋川さん本当に大変だなと思います。優勝以外は『渋川さんが入って弱くなった』と思われるということなので、プレッシャーもあると思いますが、試合にたくさん出て、いつも通りの麻雀が打てるようになれば、自然といい結果が出るかなと思います」
KADOKAWAサクラナイツ2022-23シーズンスポンサー
また、会見では2022-23シーズンのチームスポンサーに、新たに国内最大級の総合人材サービスを提供しているパーソルグループの「パーソルプロセス&テクノロジー」、吉本興業所属のお笑いコンビ「シソンヌ」が加わることが発表された。
この度KADOKAWAサクラナイツのスポンサーになりました、シソンヌです。サクラナイツはもちろん、Mリーグ全体が盛り上がることを願って。
— シソンヌじろう (@sissonne_jiro) July 12, 2022
今シーズンも楽しませてもらいます。#KADOKAWAサクラナイツ
サクラナイツ新選手歓迎懇親会
会見の後の懇親会も生配信された。
写真