麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」51日目が1月5日（木）に開催された。

第1試合出場選手

東：二階堂瑠美

南：茅森早香

西：本田朋広

北：多井隆晴

第1試合

東1局は本田の先制リーチに茅森が追いかける展開。

枚数では2対1と茅森が不利だったものの、本田がを掴んで茅森のアガリ。

5200の加点でスタート。

東2局は茅森の親番。

多井にドラの暗刻の大物手が入る。

チャンタで仕掛けて辺の満貫テンパイ。

多井が打ち出したを茅森がポン。

茅森にも赤3の大物手が入っていた。

ではなくの三面張を選択。

直後に多井がを掴み、茅森の12000が決まった。

東2局1本場は瑠美のリーチを多井がかわし、300・500のアガリ。

東3局は茅森の先制リーチに本田が追いつき、多井もダマで押していく。

この局も茅森が物にする。本田から2000のアガリ。

東4局は本田がを仕掛けると、をチーして嵌の満貫テンパイ。

更にドラのを引き、三面張に変わる。

多井と瑠美の放銃が危ぶまれるなか、本田がをツモ。

3000・6000のアガリとなり、2着目へと浮上した。

一方この局多井は親被りとなり、苦しい点数状況で南入。

南1局は茅森の対々和、多井のかわし手、本田の混一色がぶつかる。

茅森が本田の当たり牌であるを掴む。

放銃になるかと思われたが、ノータイムでを選び撤退。

更にテンパイを取りきり、本田との2人テンパイで流局となった。

続く南2局1本場、親番の茅森が5巡目にノベタンのテンパイ。

手変わりを見てダマを選ぶが、次巡にをツモ。1300オールの加点で連荘となる。

南2局2本場も茅森が止まらない。

をポンして5800のテンパイを取ると、終盤にリーチを掛けた多井のを仕留める。

茅森は持ち点が5万点を突破。多井は珍しく箱下へ沈む。

南2局3本場、再び茅森がピンフ・ドラ1の先制リーチ。

現状2着目の本田が待ったをかける。

タンヤオで仕掛けて無筋を押していき、1000・2000のアガリを手にした。

本田の親番となった南3局。

7巡目に七対子をテンパイすると、1枚切れの単騎で即リーチを敢行。

追われる立場の茅森がをポンしてテンパイ、を勝負して放銃となる。

裏が乗ったことで、18000の直撃。本田の跳満が炸裂した。

南3局1本場は多井が執念の一発ツモ。

2000・4000のアガリで箱下を脱し、オーラスへ。

オーラスは本田が持ち点47,300、茅森が32,300、瑠美が14,300、親番の多井が6,100という並び。

先制リーチは多井の。

リーチのみの手だったが、をツモ、更に裏が乗って4000オールのアガリとなった。

3着に浮上して1本場へ。

オーラス1本場は瑠美が再逆転を目指してリーチを打つもアガることは叶わなかった。

着順はそのまま、流局でゲームセット。

トップとなったのは個人スコア暫定1位の本田。

本田は今期、16戦登板して9トップと絶好調だ。

雷電は3桁プラスとなり、3位の風林火山の背中が見えてきた。

第1試合結果
1位 本田(雷電)+63.3
2位 茅森(フェニックス)+7.3
3位 多井(ABEMAS)▲22.9
4位 瑠美(風林火山)▲47.7

第1試合各局詳細

第2試合結果記事

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