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【麻雀プロ×プロゲーマー】結城ゆらぎのほとばしる想い

【麻雀プロ×プロゲーマー】結城ゆらぎのほとばしる想い

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東城りお岡田紗佳白鳥翔など、麻雀界にはゲームを趣味とするプロ雀士やMリーガーも多い。そんな中に趣味の域を超えて、プロゲーマーとして活躍しているプロ雀士がいる。それが結城ゆらぎだ。プロesportsチーム所属のストリーマー「Rua」として活動しながらも、「麻雀の魅力を広く伝えていきたい」と語る結城。麻雀界に新しい風を吹き込む麻雀プロとして、今注目が集まっている。本記事ではそんな結城が麻雀を始めたきっかけや想いに迫っていこう。

目次

結城ゆらぎの基本情報・プロフィールデータ

©️日本プロ麻雀協会
名前 結城ゆらぎ(ゆうきゆらぎ)
生年月日 5月18日
出身地 京都府
血液型 O型
職業 プロ雀士、プロゲーマー、ストリーマー
本人公式SNS Twitter
Twitter(配信告知用)
YouTube
Twitch
所属団体 日本プロ麻雀協会
プロ入会年 2015年

新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、ゲーム配信活動を始めたという結城。プロゲーマー・ストリーマーとして活動する際は「Rua」という名義で活動している。ストリーマーは「食べて行けるかどうかは自分の頑張り次第」という世界なので、悩み抜いて活動を開始したという。現在はネット麻雀「雀魂 -じゃんたま-」の番組でMCを務めたり、トッププロゲーマーとチームを組んだりと、麻雀プロ・プロゲーマー双方で活躍の場を広げている。

経歴

2015年:日本プロ麻雀協会 入会
2020年:プロesportsチームJapanKillerAngel 選手契約
2020年:ストリーマーとして活動開始

麻雀との出会い・きっかけ

結城が麻雀と深い関わりを持ったのは中高生のころだ。実家には全自動雀卓があり、幼少期から馴染みがあったという結城は、中学生の頃には既にネット麻雀を嗜んでいた。様々な事情が重なって高校を中退し、バイトやゲームで日々を過ごしていたころに、麻雀店でアルバイトを始めることに。結城はここで初めてリアル麻雀に挑戦したという。点数や待ち牌などを丁寧に教えてもらい、ネット麻雀との違いに悪戦苦闘しつつも、果敢に挑戦を続けて着実に成長し、麻雀への熱意を強めていった。

そして、同じ麻雀店で働いていた麻雀プロに勧められ、プロ雀士になることを意識し始める。当時1人暮らしをしていた結城にとって、プロ雀士としての収入や「麻雀を続けられる」という条件は、大きな魅力として感じていた。そして、プロ入りを勧めた麻雀プロが所属していた日本プロ麻雀協会の門を叩き、結城は2015年に入会を果たすこととなった。

結城ゆらぎの打ち方や雀風

結城の雀風は、積極的にアガリを狙いに行く攻撃型。字牌を切って、端牌を切って最速リーチ、という素直な手組を迷いなく打ち抜けるのが最大の魅力だ。まっすぐに手を進めると、守備に不安が残るのが麻雀の難しいところだが、結城はその不安を恐れない。勝負所で見せる度胸も強みのひとつで、仮に先制リーチを受けても自身の手が見合う形に育っていれば、景気よく押し返す。攻め・守り・手組など、あらゆる面で思い切りのよい選択をするため、見ていてとても気持ちの良い麻雀をしてくれる。

結城ゆらぎの対局時の様子

第15回カボクイーンカップ予選第3ブロックB卓1回戦 2019/8/15

結城が最後まで攻めの姿勢を貫いたのがこの試合。東1局、親番から始まった結城は、ドラを2枚内蔵した役牌バックでリーチに立ち向かう。結果は3900点の放銃となってしまうも、結城らしい攻めの麻雀を展開し、ここからアガリラッシュ。東3局にタンピンツモ三色ドラの美しい3000・6000のツモアガリ。南1局二本場の親番では持ち前の素直な手進行で、カンチャンでも気にせず先制リーチをかけ、ドラが絡んで12000のアガリ。連荘で迎えた南1局一本場ではチンイツを決めて4000オール。終わってみれば50000点オーバーの大トップとなった。何度放銃しようと攻めの姿勢を貫いた結城の姿勢が、数多くのアガリに結びついた一戦となった。

中山奈々美、足木優が準決勝進出/第15回カボクイーンカップ 予選第3ブロック 結果

夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2019 大阪1組 第3節 2回戦 2018/12/18

こちらも結城の真っすぐな手牌進行が光った一局。序盤から真っすぐリーチを目指す結城。最速で先制テンパイをするも、待ちは1枚切れのカンチャン。ドラを1枚持っているとはいえ、少しリーチをためらってしまうような場面だが、結城は寸分の迷いも見せずに即リーチ。ライバルを撤退させることに成功して猶予をつくった結城は、数巡後にカン材を引き入れる。リンシャンで持ってきた牌は、なんと最後の一枚であったアガリ牌の[八]。ドラもしっかり乗せてリーチ・ツモ・リンシャンドラ3、3000・6000のツモアガリを決めた。結城の迷いのないリーチが大きな加点を呼び込んだ一戦である。

【7/17(水) 14:00】夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ2019[大阪開会式&第1節]

夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2020 大阪1組 第3節 1回戦 2019/9/24

結城が柔軟な手牌進行で、しぶといアガリを手にしたのがこの一局。南3局、上位3人が点数が横並びの2着目。ゆえに大きく沈みたくない状況で、対子やカンチャンが多いゴツゴツした配牌をもらった結城。第一打から大胆にカンチャンをはらい、七対子に決めた結城は、他家の安全牌をキープしつつの丁寧な進行。予想通り4着目からのリーチが入るが、入念に準備をしていた結城は安全牌を切りながら形をキープして、反撃のチャンスを待つ。満を持してドラ待ちでテンパイした結城は、テンパイならばと少々危険な牌も切っていく。結果はここで押し切った結城が跳満のアガリ。結城の柔軟な進行と勝負どころでの心の強さが勝利を呼び込んだ。

大阪2組はマーチャオが首位に浮上 高橋樹里が個人首位の活躍 / 夕刊フジ杯争奪第14期麻雀女流リーグ西日本リーグ(大阪・名古屋)第2節 結果

結城ゆらぎのSNSでの評価・評判

麻雀プロであり、プロゲーマーでもあるという稀有な存在の結城。SNSでは、結城が二足の草鞋を履いて活動していることへのコメントが数多く見られた。

結城はゲーム配信の活動の中でネット麻雀「雀魂 -じゃんたま-」の配信も行っている。結城の配信から麻雀を始めた、という声も多く見られた。

プロゲーマーの「Rua」と麻雀プロの「結城ゆらぎ」が、同一人物だったという事実への驚きの声も。

麻雀プロ・ストリーマー双方の活動を通して、更なる高みを目指している結城。結城の熱い思いを聞くことのできる配信は、下記の「ニュース・こぼれ話」を参照いただきたい。

結城ゆらぎプロのニュース・こぼれ話

中学時代は強豪のフェンシング部に所属

ゲーム・麻雀と、インドアのイメージが強い結城だが、中学時代は名門のフェンシング部に所属し、かなりの腕前を誇ったようだ。フェンシングといえば、国際大会で輝かしい成績を収めている太田雄貴選手が有名だが、結城がフェンシングを始めたきっかけは、なんとその太田選手に誘われたからだそう。ハイレベルな環境でフェンシングによる心身の鍛錬を積んだことが、結城の思い切りよく鋭い麻雀スタイルに繋がっているのかもしれない。

結城プロが自身の半生を語る「リモトーーク」

日本プロ麻雀協会がお届けするトーク番組「リモトーーク」に出演した結城プロ。そこでは結城の経歴や麻雀・ゲームに対する熱い思いを語っている。プロゲーマー・ストリーマーの活動を活かして、麻雀の普及活動をしていきたいと語る結城。他の麻雀プロとは違うやり方で麻雀界に貢献したいという熱い思いが伝わってくる内容となっている。YouTubeにて公開中なので、ぜひ一度、動画を視聴していただきたい。

 

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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