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もっと勝つための現代麻雀技術論 第79回 「2シャンテン 浮き牌の扱い②」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第79回 「2シャンテン 浮き牌の扱い②」

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 前回に引き続き、面子候補固定、雀頭固定と浮き牌切りの比較。今回は手役、ドラ絡みの場合を考えます。

 ドラ

 打

 ソーズの浮き牌部分はで受け入れがかぶっています。面子候補固定の打と雀頭固定の打なら、雀頭固定の打の方が1シャンテンになった時の受け入れ枚数で勝ることは前回申した通りです。

 しかし、ここまで講座を読んでこられた方ならお分かりだと思いますが、単純な受け入れ枚数より、よりよい手になる受け入れ優先

 面子のできやすさに多少差があっても、アガリ率は大きく落ちませんが、打点は1翻違うだけでも結構な差になります。打なら123三色、ソーズの一通、イーペーコーが残るので、高打点になる受け入れ枚数で他の選択に勝ります。

  これが

 ドラ

なら、七対子2シャンテンでもあるので打します。

 どのような浮き牌が、面子候補になった時に手役がつくかについては、第65回の内容をご確認下さい。

 

ドラ絡みのケース

 ドラ

 打

 前回、面子候補不足なら、頭頭からはリャンメン固定の打としましたが、今回はドラが浮いています。

 へのくっつきを残して、テンパイした時にドラが出ていく1シャンテンになる受け入れを増やすより、を残して、ドラにくっついた時の受け入れが勝るようにした方がよいですね。

 ドラを実質的な面子候補とみなすと、面子候補十分だから浮き牌より頭頭の形を残す方がよいと判断しやすいです。

 ドラ

 打

 現麻本でも似たような形を取り上げて異論も多かった牌姿。

 ドラなので、一見するとドラ入りの面子候補を固定する打としがちですが、ツモでもう1枚ドラを使える受けが残りますね。「高打点の受け入れ優先」で打とします。

 ドラ

のように、面子候補十分の場合だと、ドラが出ていく受け入れよりくっつきの良形変化を優先して打とするところ。

 これもまた、「手牌の形によって牌の価値が変わる」ケースでした。

 

 今回も問題を出題します。

問 
 ツモアガリの打点の種類が3種類ある手をテンパイしています(一発、裏ドラ等偶然役は考慮しない)。
 ツモアガリの最高打点は、最低打点のX倍です。Xの最大値と最小値はいくつになるでしょうか。
 手牌の一例も挙げて下さい。ルールは天鳳段位戦準拠とします。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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