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もっと勝つための現代麻雀技術論 第78回 「2シャンテン 浮き牌の扱い」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第78回 「2シャンテン 浮き牌の扱い」

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 浮き牌同士の比較については一通り取り上げましたので、今回からは浮き牌切りと、他の形から1枚切る選択を比較します。

  浮き牌切りと面子候補落としの比較は、面子候補十分(第67回第68回)のケースと同様に判断すれば結構です。シャンテン数にこだわりすぎず、面子候補より優先して残す浮き牌を実質的な面子候補とみなして手作りするようにします。

  面子候補不足と面子候補十分で判断が変わるのは、浮き牌切りと面子候補固定との比較。面子候補十分の場合は、浮き牌にくっついてもシャンテン数が進まないので、「変化より受け入れ優先」で浮き牌を切ることが多かったですが、面子候補不足の場合は浮き牌にくっついてもシャンテン数が進みます。

 何切る問題でよく使われる面子候補不足の手牌は大体くっつき1シャンテンで、2シャンテン以上についてはほとんどが面子候補オーバーか面子候補十分の問題です。

 そのため、から打として浮き牌を残すような選択が最善になることはあまりないので、特に現代的な打ち方に慣れている人には打ちづらい選択かもしれません。

 「手牌の形によって牌の価値が変わる」ので「手牌のパターン分け」が重要であることはこれまで何度も申しました通りです。

浮き牌切りと面子候補固定との比較

 頭頭(面子候補不足)から打としてを残すことで残る受け入れは、一方打として、打とした場合には残らない受け入れはなので、打とする方が目先の受け入れ枚数では勝ります。

  ただし、他の浮き牌にくっついて1シャンテンになった場合は頭頭の形が残るほうが受け入れ枚数で勝りますし、先にを引いた場合も、イーペーコー目のある、中ぶくれ形ができるというメリットがあります。

 よって、よりよい手になる受け入れではを残すほうが勝るので、通常の浮き牌3~7との比較ならを残す方が若干有利とみます。

 のように、他の浮き牌がいずれも通常の3~7より価値が高いなら打とします。

 これがマンズがだと、強い中ぶくれ形ができないので面子候補固定するロスが小さいので、通常の3~7を残して打とします。

  頭頭のように面子候補固定で残る形が3メンチャンだと打としがちですが、これもを残してを引いた時にできる浮き牌(4連形、中ぶくれ形)が強いので通常の3~7浮き牌より残します。3枚からなる面子候補から2面子作ることを目指す選択は盲点になりやすいです。

浮き牌切りと雀頭固定の比較

 (面子候補不足で以外の雀頭が無い)から雀頭固定で打とした場合、を雀頭で2枚使っている分、目先の受け入れでは打に勝ります。

 しかし他の浮き牌が重なって雀頭ができた場合に、頭頭が残った1シャンテンの方が、頭頭と残った1シャンテンよりよい手になりますね。よりよい手になる受け入れ優先でこちらも打とします。

 これもなら受け入れ枚数に更に差がつくので雀頭固定が有力になります。

 まとめると、1928牌を切って面子候補固定、雀頭固定をするなら通常の3~7牌の浮き牌を残す、3~7牌を切る場合は通常の3~7牌よりは残す。浮き牌がそれより強いなら面子候補固定、雀頭固定となります。

 比較はややこしいですが、打牌基準自体は意外とシンプルです。

(面子候補不足、他にトイツが無い)のように面子候補固定と雀頭固定を比較する場合は、浮き牌にくっついた時に223m頭頭の形が残る方がよいので雀頭固定で打

なら、ツモもあるので打とします。ここでも切る牌が1928牌か3~7牌かで差がつきますね。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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