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もっと勝つための現代麻雀技術論 第80回 「麻雀クイズ 回答と解説」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第80回 「麻雀クイズ 回答と解説」

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 前回の問題の解答、解説です。

Xが最大となるケース

 考えられる最高打点は役満(ダブル役満以上は最低打点も役満になるので除外)、最低打点はツモのみ。

 なら、ツモで四暗刻、ツモでツモのみ。ツモがツモ、イーペーコーとなり条件を満たします。

 親の役満は48000点、ツモのみは1500点、子の場合はそれぞれ32000、1100点なので、親の場合の方がXの値が高くなります。

 48000/1500=32なのでXの最大値は32です。

Xが最小となるケース

  安目が30符3翻以下だと1翻アップする度に打点が2倍になりますし、満貫以上でも、満貫→跳満→倍満となると打点が2倍になるので、2倍以下にはならないように見えますが、打点を上げるのは手役やドラだけではなく、「符」があります。

 点数計算表を見てみると、最高打点が満貫、最低打点が3翻50符で、中間が3翻60符(天鳳ルールなので切り上げ満貫無し)になるような手牌があれば、その場合にXが最小になると分かります。

  後はそのような手牌を考えます。3メンチャンの形を考えると行き詰まりますが、赤5であがった時を最高打点にするようにすれば条件を満たす手牌を作ることができます。

 

なら、ツモで満貫、ツモで3翻50符、ツモで3翻60符となります。

 子の満貫が8000点、3翻50符が6400点なので、8000/6400=5/4

 親の場合も同じなのでXの最小値は5/4となります。

答え

Xの最大値は32

(東家)

 

Xの最小値は5/4

 

 

 次回からヘッドレス2シャンテンの補足に入ります。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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