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第270回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第270回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

昨日15日はリサリサことエリサの誕生日でした。今日も羊(ドラ)を飼いならして卓上の一匹狼を目指しましょう!

雀魂牌譜

南3局1本場

今回も雀愉位争奪戦の一コマ。平和ドラドラは鉄板リーチ…と言いたいところですが、特殊な点数状況であれば話は別。今回はダマで対門から和了した場合もツモった場合も対門を飛ばしてトップ終了。上家下家から5800は6100の和了でも十分な決定打と言えるでしょう。和了率重視でダマ一択です。

ところがあろうことかこの時の私は

①上家の河に[五]が並んでいるのをみて 何故か自分の手牌の[赤五][五]だと思い込んでいた

②三色が崩れる牌を引いたので ①と合わせてリーチしないとツモ和了で対門を飛ばせないと思ってしまった

③場況からリーチしても和了しやすそうだと思ってしまった

要は打牌選択に何ら影響しない情報を気にするあまり、最も重要事項である自分の手牌を見誤ってしまったのでありました。

リーチして数秒後に手牌の[赤五]に気付いて青ざめそうになりましたが時既に遅し。ダマにしていれば対門の[七]は止まりようがなかったでしょう。

南3局2本場

一人聴牌で迎えた2本場は3巡目に早くも聴牌。今度は逆にリーチしないと対門から出和了できずツモでも対門は飛びません。

しかし3巡目の聴牌としては考える限り相当和了しにくい部類であるドラ表示牌のカン[⑤]。手変わりこそ少ないですが、最序盤なので何らかの浮き牌をツモってそこにくっつく二段階変化も考慮したいところ。ドラを切っても平和がつけばリーチとツモで対門を飛ばせることもありダマにしました。

ここで聴牌外し ドラを切っても一盃口がつけばいいからと[⑥]切りとしましたが、打[④]なら和了逃しの[⑤]でもフリテンながら一応3メンチャン [③]を1枚使っていることもあり、ここは打[④]でしたね

ドラ表示牌待ちよりは和了しやすくなったろうからとここでリーチを打ったのですが、今度はツモっても裏ドラがないと対門を飛ばせません。手変わりを待ちづらくなるほどの局面変化があったわけでもないのですから、やはりツモ切りすべきでした。

即リーチしても、打[④]として聴牌を外した場合もここでツモ和了して勝ち。前図から1巡待って[②]をツモり一盃口がついたところでリーチしても和了できていました。

そして下家から追いかけリーチが入り、一発ツモで満貫となり逆転負け。信じられないほど酷いミスの連続でしたが、どんなミスであれやらかした以上は必ず原因があるもの。どのように打つと勝てるのかを勉強するよりも、どんな要因があるとミスが起こるかを分析した方が雀力向上の役に立つのかもしれませんね。気を取り直して参りましょう。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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