来年からはnoteおよび雀愉ブログにて雀魂二次創作兼麻雀講座「一姫でもわかる現代麻雀技術論」を連載いたします。『現麻本』が52講座なので、「一姫現麻」も週1更新で年間52回の予定。麻雀講座と言っても個別の戦術論は他に優秀なものがいくらでも存在するので、「戦術論では取り扱われないけど麻雀に勝つために重要な思考、実践法」を中心に取り上げたいと思います。
▼雀魂牌譜
南3局
引き続き昨晩杯からの一コマ。オーラス大きく負けていますが跳満ツモでも西入で続行します。
ソーズホンイツにせずとも跳満ツモは狙えますが、の薄さも踏まえてここでピンズリャンメン落とし。
まだ2シャンテンでメンツ手のロスはだけだからとツモ切りましたが、七対子1シャンテンになる受けもロスになるので手牌的には疑問手の部類。しかし結果的にはを切ると対門が鳴いて役有り聴牌。後で浮きやすいで放銃して終了となってそうです。
一般的に「絞りは基本考慮しない」と言われるのは、聴牌したらいずれにせよ切られる牌を後回しにすれば放銃リスクが増えるため。逆に言えばオーラスラス目等、「放銃も横移動も結果に大差無し」の場合は、和了を目指すからこそ絞る必要性が出て来る局面もあると気付かされます。
下家も対門も、和了を目指しているのであれば切られなさそうなピンズを手出し。こちらの河を見てダマホンイツ聴牌をケアしているとみてよいでしょう。ダマにしてても出ないと確信できるなら、ダマで倍満あってもリーチを打つに越したこと無し。三麻のリーチ判断は局面ありきな事が多いですね。
もし対門がダマケアで聴牌を崩していなければこのでツモアガリ。これも先にソーズを打った利点とも言えます。
流局連荘かと思いきや海底でツモアガリしたので三倍満(6000-12000)!40000点に届いてないので西入ですが次局もアガって逆転トップ。ちょっとした手順の差が結果に大きく影響を与えることが多いのも三麻の魅力ですね。それではまた次回
雀魂 について
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