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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第46回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第46回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第二節一回戦C卓

▼対局者
私: コーラ下さい
多井隆晴
Cさん: 福地誠
Dさん: シンプルなワキガ

牌譜はこちら

 46-1-min

 は残り4枚、は残り2枚。リャンメンを落としてのリーチに見えるので、1巡前にを切っていることから単騎は想定されにくいというのもあっての待ち選択でしょうか。

46-2-min

 待ちになれば強そうですが、現状は雀頭の1シャンテン。ツモなら流石に待ちテンパイに取れた方がよいでしょう。が枯れていることもあり打でしょうか。

46-3-min

 2フーロしてドラを切っている北家もテンパイしてそうです。ドラ3の7700であることは読みようがないですがここでは北家にも通りやすい打。次巡他に安牌が出来ない場合も、リーチと仕掛け双方に大体通っている打(両スジかつ手順的に悪形待ちにも当たりにくい)でしょうか。どうしても確実にテンパイしている相手に確実に通っている牌を優先しがちです。

46-4-min

 ラス前で2着目の親のアガリを特に阻止したいトップ目なら当然のテンパイ取りですが、この形ならトップ目でも僅差ならトイトイ狙いでポンしてテンパイ取らずの打でしょうか。が出た場合も1300のアガリになるよりは5200〜8000テンパイの方がよさそうです。

46-5-min

 オーラスは2着目にもラス目にも逆転の可能性があるテンパイが入りましたが流局となりました。二回戦に続きます。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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