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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第109回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第109回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第四節三回戦B卓

▼対局者
私:タケオしゃん
Bさん:コーラ下さい
木原浩一
Dさん:福地誠

牌譜はこちら

109-1-min

 リーチ一発目とはいえ平和ドラドラの完全1シャンテンとなると押せそうですが、リーチ者がのトイツ落としをしていて宣言牌は安牌の。悪形残りなら待ちの強さでトイツが残されそうなものなので良形テンパイの可能性が高いと言えます。

 ただし現物はのみで他に通せそうなのもくらいとなると、それでもを勝負しそうでした。

109-2-min

 テンパイを逃すツモですが今度はタンヤオがつく完全1シャンテンに。これなら当分押すことになりそうです。

109-3-min

 西家はのシャンポン。マンズのリャンメン変化、トイツを落とすと河が弱くなるというのもありますが、でアガった方が高く、字牌のトイツを落とすことで他家からみて字牌待ちの可能性は低いと思わせる狙いもありそうです。

109-4-min

 0メンツ4トイツにつきほぼチートイツ決め打ち。

109-5-min

 スジ待ちでもが引っ張られていると待ちが読まれやすくなるので先に切っておきます。

109-6-min

 が生きているならツモりサンアンコとの天秤で打とするところですが今回は打でチートイツ固定。

109-7-min

 絶好の単騎でテンパイしますが、が南家の当たり牌で2000点の放銃となりました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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