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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第110回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第110回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第四節三回戦B卓

▼対局者
私:タケオしゃん
Bさん:コーラ下さい
木原浩一
Dさん:福地誠

牌譜はこちら

110-1-min

 東家の手役で考えられるのはで、その中でも他に見えていないである可能性が高い。とはいえアンコの可能性もあり、1500止まりの仕掛けだとしても(少なくとも同卓者の打ち筋なら)不自然ではないのでこの手からはを切るのもやむなしでしょう。

110-2-min

 4連形2つのかなり手広く良形テンパイになりやすいくっつき1シャンテンのところにツモ。これだけ良形でテンパイしやすいとなるとツモ切りそうになりますが、既にドラ2なので平和をつける打点的メリットは薄い。カンもさほど悪い待ちではないので、メリットがほぼ良形変化だけなら7巡目はリーチするところでしょう。

110-3-min

 結果的には東家に3900を放銃しますがこれは致し方無し。

110-4-min

 終盤にカンチャンテンパイで追いつきますがこれもリーチ。加点のメリットだけでもリーチするところですが、4枚見えで、手順的にトイツで固められているケースも考えにくい。いかにもは山に残ってそうです。

110-5-min

 ツモって裏裏の跳満。このアガリが利いてこの半荘をトップで終わる事ができました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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