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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第52回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第52回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節二回戦A卓

▼対局者
Ⓟ谷口浩平
タケオしゃん
Ⓟ川崎たかし
おじさん

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

牌譜はこちら

 ラス前アガればトップの一通テンパイ。2枚切れとはいえこれだけならを押すところですが、安手をアガってもオーラスでラス目のままの北家が早々と役牌を1鳴き。ホンイツを狙っているわけでもないのでドラか赤を複数枚持っている可能性が高そうです。そのうえで西家もテンパイの可能性が高く、打でもくっつきでタンヤオがついてアガれるとなると回った方がよかったかもしれません。

 前局3900をアガってラス目ながらトップも十分狙える局面で即リーチ。を切っていなければドラかかイーペーコーで1翻つけばツモればトップということで打としそうですが、これならアガって2着、裏次第でトップでよしとするところでしょうか。

 放銃でラス、アガってもトップ不確定、降りてラスになることは稀となると、天鳳ルールの順位点的にはリャンメンテンパイでも押すのは厳しいところかもしれません。しかし今回はトータルトップの優勝を目指す順位戦。が比較的山に残っていそうなのもあり、これくらいなら追っかけリーチに分がありそうです。

 西家から出ましたが一発なら裏が無くても逆転。嬉しいトップとなりました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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