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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討  第62回

ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討 第62回

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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第九期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第六節一回戦B卓

▼対局者

お知らせ
就活生@川村軍団
Ⓟ松ヶ瀬隆弥
Ⓟ木原浩一

牌譜はこちら

東3局

6枚見えにつきドラ単騎に受けるかと思いきや何とドラを切って単騎。マンズか字牌ツモでいずれにせよホンイツに移行する手で、その時はドラを先に切っておくことで放銃リスクを軽減できる。現状でも待ちの読まれやすさからアガリ率に大差つくとみての判断でしょうか。どうしてもドラ単騎に受けそうですが比較するのは意外にも難しそうです。結果的には下家の手牌に浮いているで1300出アガリとなりました。

南2局

ドラを1ブロックとみなせば実質的に6ブロックの手牌。先手が取れるかも微妙なので、強い受けを残しつつ安牌要員のを残して押し返しやすい手組に受けます。

同様の方針で打。ただしだけでなくツモでも1シャンテンを逃すので微妙なところ。このくらいだとを切りそうになります。

南家からリーチが入りこちらは安牌無しの1シャンテン。どうせ安牌が無いなら手広く打とする手も考えられますが、放銃した時の打点に加え、ドラ周りを引けば押し返しやすい手牌になるメリットもあります。「安牌が無いので押すよりないが、安牌が十分あれば降りる程度の手牌」であれば、リーチがかかってなくても切らないドラは使い切れることに期待して残すのがよさそうです。

をポンしてテンパイに取るくらいなら、にくっついた場合に安牌としてを落としつつ押し返せる目が残る方がよいとみてをスルーしましたが、をツモってメンゼンでテンパイするようなら押すに見合うとみてドラも切って追いかけリーチ。をツモって1000−2000。このアガリが活きてトップを守ることができました。このような押し引きのバランス感覚を養いたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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