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ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討  第23回

ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討 第23回

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ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第十期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第二節三回戦2卓

▼対局者
お知らせ
タケオしゃん
(≧▽≦)
就活生@川村軍団

牌譜はこちら

東1局

対門も上家も一色手傾向。つまり将来安牌に窮する展開になりづらく、1枚切れも安牌になるとは限らず、メンツ候補が足りているとはいえ場に高いカンを外す手順を残しておきたいところ。打としそうです。

見た目枚数こそ1枚差、平和は567三色変化もありますが、ここまで場況に差があるとピンズカンチャンを払いたいところ。

テンパイ維持からの手変わりもあるので選びづらい打牌ではありますが、ここでもピンズを払う手がありました。

結果的にはテンパイ外しならリーチ一発ツモ平和赤裏裏で6000オール。実際はカンもテンパイ時点で3枚残りでしたが、カンチャンが残ってもリーチに踏み切りづらいなら、先にカンチャンを外していた方がよかったように思います。

ピンズ一色手狙いが二人ともピンズを余らせてきたので両者ともテンパイと読むなら、高め満貫のテンパイでもは押しづらいですが、実際は両者ともノーテン。見えていない字牌が多いと手牌のパターン数が多くなるのでノーテンのケースも増えますし、西家は北家のピンズが溢れたのをみて、ノーテンから通ってない牌を止めて打としたケースも考えられます。この手牌と局面なら押せる理由があるとみて切りがよかったように思われます。

鳴き無しを押しがちになりますが、アガった時に跳満になるようにカンします。

南1局

0メンツ4トイツにつき配牌からチートイツ決め打ちでドラ表示牌切り。チートイツと読まれやすくなるのが難点ですが、先手を取るのが難しい牌姿ならさほどデメリットにならないというところでしょうか。

南家はテンパイしていてもおかしくないところ。中盤過ぎでノーテンなら不要な放銃リスクを追わない選択も必要。チートイツなら止めた牌を重ねてテンパイもあるのでなおさらです。

東家からリーチが入ったところで現物待ち1枚切れ単騎でチートイツドラドラテンパイ。先述の通りチートイツ狙いが読まれやすく、字牌単騎でもリーチにすることで脇から出アガリし損ねるロスが大きいとみての判断。ダマでもまずまず打点があるので妥当なところでしょう。西家は一発を消しつつくっつきの形テンを狙ってポンからのトイツ落とし。

ポンでテンパイ。4枚見えでが通っていて国士が無いので完全安牌。鳴いても安牌に窮するリスクがありません。

残りツモ1回でツモ切りリーチに切り替え。テンパイ者からはテンパイ料の都合で出アガリが期待できるうえに一発がついて12000、ノーテン者からはダマにしても出アガリがきかない。ここまで合わせられなかったが山に残っている可能性も高く、リーチ得と言えそうです。もしハイテイでツモればリーチ一発ツモハイテイチートイツドラドラの倍満でしたが、惜しくもツモが1つズレていました。一旦ダマに受けても、その後リーチに切り替える選択がないかについては常に意識しておくようにしたいものです。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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