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ネマタの戦術本レビュー第1回「スーパーデジタル麻雀 著:小林剛 その1」

ネマタの戦術本レビュー第1回「スーパーデジタル麻雀 著:小林剛 その1」

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 今回から新シリーズとして、麻雀本レビューを始めることにしました。手牌や局面については一部引用させていただきますが、是非とも当該書籍をご購入のうえご確認下さい。

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小林剛初の戦術書「スーパーデジタル麻雀」

脱・スーパーデジタル宣言を読んで

 小林プロが指摘されている通り、当初は一局一局の事象が連続しているか独立しているかを、アナログ時計、デジタル時計に喩えたことから、麻雀用語として「アナログ」「デジタル」という言葉が使われるようになりました。現麻本では、「オカルト」「ロジカル」で表した概念です。

麻雀におけるデジタルの定義 - 現代麻雀技術論

 しかし、「アナログ」「デジタル」の定義はいつの間にかすり替えられ曖昧なものになり、「デジタル」という言葉が矮小化、「レッテル貼り」をされてきた背景があります。

 どのような経緯ですり替わってきたのかは当時麻雀界に携わっていなかった私には知る由がありませんでしたが、小林プロが、「認められないどころか、不当に迫害されてきた」と言われていることから、「一局一局の事象は連続している」という考え方が誤りであることは気づきながらも、自分たちの誤りを認めるわけにはいかなかった、麻雀界の「権威」が存在していることがうかがえます。(本気で正しいと信じているのなら、定義のすり替えなどせず反論すればよいので)

 レッテル貼りをされてしまった場合、取りうる手段としては二通りが考えられます。一つは小林プロのように、「デジタル」という言葉そのものを破棄してしまうこと。もう一つは私のように、「デジタル」という言葉を再定義することです。

 曖昧なまま、「デジタル」という言葉が濫用されている現状では、どちらの方法も浸透させることは非常に困難でありますが、麻雀界の第一線で活躍され、「スーパーデジタル」と称されてきた小林プロ自身が脱デジタルを宣言された以上、私も、「デジタル」という言葉自体を破棄する方針で今後活動していくことにします。

 反オカルトの立場であっても、「デジタル」という言葉について、単に目先の効率がよい程度の、まさに矮小化された意味で用いられている方が目立ちます。言葉の定義を明確にし、見解を共有し合える環境があってこそ、個人の雀力の向上、ひいては麻雀界の発展があると私は確信します。一人でも多くの方が賛同して下さることを望むばかりです。

本記事に関するご紹介

スーパーデジタル麻雀
麻雀最強戦新鋭プロ戦優勝、将王3度獲得、第1・2期天鳳名人戦連覇など、麻雀プロの中でも、ネット麻雀でもすさまじい勝率を誇る小林剛(こばやしごう)プロの戦術本。
ツキ、流れ、勢いといったあいまいな表現を嫌ってきた著者の明晰な頭脳で、麻雀を論理的に限界まで語りつくされてます。
 
著者名:小林剛
発売日:2016年05月16日
定価:本体1,300円+税
AMAZON販売ページ

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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