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ネマタの戦術本レビュー第37回「スーパーデジタル麻雀 著:小林剛 その37」

ネマタの戦術本レビュー第37回「スーパーデジタル麻雀 著:小林剛 その37」

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第七章 順位点

(5)本の図では南3局とありますが、南4局の誤植です。オーラス着順が落ちるリーチ棒を出すことに抵抗がある人も多いと思いますが、西家にあがられた場合はいずれにせよ逆転されるので、リーチ棒を出したがためにトップを逃す(リーチしなければトップだった)ケースは、ここから西家以外の他家が、西家以外からあがった場合。ダマにしたためにアガリ逃すケースの方がよほど高いことがお分かりいただけるでしょうか。

 これに限らず、「リーチに相応のメリットがあるにもかかわらず、リーチしたために特定の条件を満たされて逆転されることを嫌ってダマ」にする打ち手がよく見受けられます。「人は低い確率ほど高く感じ、高い確率ほど低く感じる」というのがここにも現れていると言えます。

(6)(7)「現麻本」や「天鳳本」に掲載する予定で、容量の都合でカットされた内容を、この機会に掲載させていただきます。

点数表暗記法

翻数/符

30

40

50

  

親30

親40 

親50

 

300

400

400

       
 

500

700

800

       

1翻

1000

1300

1600

 

1500

2000

2400

2翻

2000

2600

3200

 

2900

3900

4800

3翻

3900

5200

6400

 

5800

7700

9600

4翻

7700

8000

8000

 

11600

12000

12000

 麻雀の点数計算はややこしく苦手にしている人も多いですが、一度覚えてしまえば簡単です。0の状態からでも短時間で暗記できる方法を取り上げます(点数計算に関するルールは「天鳳」準拠とする)。

  • 跳満以上を覚える(6~7翻が跳満、8~10翻が倍満、11~12翻が三倍満、13翻以上が四倍満)
  • 満貫を覚える(30符以下は5翻、40符~60符は4~5翻、70符以上は3~5翻)
  • 上記の表を覚える(子のツモアガリは表の2つ上と1つ上がそれぞれ子と親の支払いに相当(例:子の40符2翻ツモは700-1300)
  • 親のツモアガリは子のロンアガリの1つ上が子の支払いに相当(例:親の40符3翻ツモは子の40符2翻を参照して2600オール)

 ここまで覚えれば、20符(ツモ平和)は40符の1翻減、25符(七対子)は50符の1翻減、60符は30符の1翻増、70符は50符+20符、80符は40符の1翻増、90符は50符+40符、100符は50符の1翻増、110符は50符+60符(120符以上は必ず満貫以上)で対応できます(切り上げの都合上、50符で足さないと点数がずれることに注意)。

符計算のコツ

 満貫以上、平和(ツモ20符、ロン30符)、七対子(25符)については符計算は不要です。符が増えなければ、メンゼンはツモ30符、ロン40符、鳴き手は30符になります。

符が増える手牌の場合も、これ以上増えないと判断できればそこで計算を打ち切れるので、最後まで符計算する必要のある手は実は結構限られます。

例えば牌の組み合わせの符を加えた時点で一の位が2か4か6なら、待ちの形+ツモ符でも最大で4符なのでこれ以上符ハネしないと判断できますし、雀頭が連風牌でないならメンツの組み合わせの時点で一の位が2か4(連風牌である場合は2)以下なら符ハネが起こらないので計算を打ち切れるというようにです。

牌の組み合わせの符を加えた時点で一の位が8か0の場合は、12345のような連続形ターツや3345のような亜リャンメン形のように、3でアガった場合は待ちはペンチャン(単騎)でもあるというような複数の解釈ができる待ちの形に気を付けます。

点差計算法

 アガリ点数 ツモ ロン 直撃 親かぶり
 1000 1400 1000 2000  1600
 2000 2500 2000 4000 3000
3900  5000 3900 7800 6000
7700  9900 7700  15400 11800 
8000  10000 8000  16000 12000 
12000  15000 12000  24000 18000 
1300  1900 1300  2600  2000 
2600  3400 2600  5200  4000 
5200  6500 5200  10400  7800 
1600  2000 1600  3200  2400 
3200 4000 3200  6400  4800 
6400 8000 6400 12800 9600

 左端は子のロンアガリ打点、平和ツモの場合は1300~5200の項を参照。

供託リーチ棒、積み棒が無い場合

  • X点横移動した場合、和了した相手とX点差がつく。
  • 自分が子で子にX点ツモられた場合、和了した相手と5/4X点差がつく。

 (但し、400-700点や700-1,300点のような親の支出が子の倍より100点少ない場合は、(X+100)*5/4-100点差がつく。)

  • 親にX点ツモられた場合、和了した相手と4/3X点差がつく。
  • 自分が親で子にX点ツモられた場合、和了した相手と3/2X点差がつく。

 (但し、支出が子の倍より100点少ない場合は (X+100)*3/2-200点差がつく。)

  • X点放銃した場合、和了した相手と2X点差がつく。

供託リーチ棒、積み棒がある場合

  • 供託リーチ棒Y本につき1000Y点差がつく。
  • 積み棒1本をZ点(通常は300点だが、1,500点のルールもある)とすると、積み棒1本につき横移動ではZ点、ツモなら4/3Z点、放銃なら2Z点差がつく。

流局罰符

  • 1人テンパイ、3人テンパイ テンパイ者とノーテン者に4,000点差
  • 2人テンパイ 3,000点差

 点差が何点つくかについては上のようにして計算することになりますが、実戦で1から計算するのはやはり手間がかかるので、特に出現頻度の高いものについては表を覚えてしまう(親は連荘があるので覚える必要性は低い)のが得策です。

本記事に関するご紹介

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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