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ネマタの戦術本レビュー第48回「神眼の麻雀 著:成岡明彦 編集:福地誠 その10」

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第四章

Q9 打

 確かにはほぼ山に残っていそうですが、も山生きの可能性が高い。と外せばペンは盲点になるとはいえ、見た目の受け入れ2枚差を覆すほどではないとみます。打と場に高いドラカンチャンを外す手もありますが、一発裏ドラ無しでは打点がほぼ半減するので、アガリ率で補えるほどではなさそうです。むしろ一発裏有りなら打とする手はありそうですね。

 リャンメンとペンチャンのような比較であれば、山読みによって優劣が変わることは稀ですが、迷う何切る問題の多くは、一応の解答はつけられても、優劣自体は微妙というものが多いので、そのような場合は実戦では山読みで判断が変わるということは認識しておく必要はあります。

 しかし、優劣が微妙であるという認識を持つためにも、場況無しの何切るであっても一応の基準は持っておくべきであると私は考えます。

Q10 打

 序盤でホンイツの4面子候補が揃っている手なので、中張牌から切って比較的安全な端牌を残すよりは、端牌から切って河を強くすることでホンイツを読まれにくくする方がアガリやすくなるとみます。

 ホンイツの面子候補ができる前に国士ができることはまずなく、役役ホンイツで満貫なら手牌を短くすることで守備力が落ちることもあまり気にならないので、1巡目の西からポンして打としています。

Q11 打

 も確実に安牌というわけではないですし、この時点では低確率ながらダブ南トイトイの満貫のトップまであるのでまだ先切りするほどではないとみます。ただし、巡目が経っても手が進まないにもかかわらず何となくを抱えたままにするのは避けた方がいいとは思います。

 極端にアガリ率を落とさないのであれば、鳴かれやすい牌は絞った方がアガリ率は上がるというのは確かだと思います。他家に先制テンパイが入った時点で自分のアガリ率が大きく落ちるからです。ただし、絞った牌が当たり牌になってしまうリスクもあるので、アガリの価値が高く、放銃しても放銃しなくても他家にあがられた場合の結果に大差つかない場合に有効になると言えそうです。

 また、アンコ筋だからといって特別放銃率が高くなるとは言えませんが、もしアンコ筋を切って放銃したり鳴かれてツモられたりした場合は、鳴かせなければあがられなかった可能性が高いので、他に切る牌があるなら絞るという発想自体は押さえておきたいですね。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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