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ネマタの戦術本レビュー第97回「傑作『何切る』300選 著:G・ウザク 編集:福地誠 その9」

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Q64 
 がドラ、の受けがかぶっている。567三色にはなりにくい。これだけ条件が揃えば自然とに手がかかりそうですが、実は意外と難しい問題です。
ドラもタンヤオも1翻なので打点は落ちませんし、を引いた場合はを残していれば先にを引いた場合は確定567三色テンパイ。先に引きも即リーチ打つよりはテンパイを外す方がよく、それなら先に打としてシャンテン戻しをしていた方がより手広いくっつき1シャンテンになります。

 ツモアガリ確率計算機によると打が期待値最大。もし数字の上下を反転させて ドラ(カンチャンがドラ表示牌待ちでなくなる)にすると序盤以外は打がよくなるので、問題としてはこちらの方がよかったかもしれません。

 

Q65 
 「現麻本」で取り上げました時はでしたが、それでも切りとします。
の場合は切りの方が若干アガリ率では勝るかもしれませんが、2シャンテンの浮き牌残しの選択でアガリ率に大きく差がつくことは考えにくいので、アガった時にドラを2枚以上使っているケースが多くなるという打点的メリットを優先します。

 

Q66 
 悪形が面子になってもまだ悪形残りの面子候補オーバーだと自然とペンチャンに手がかかる人が多いと思います。
実はマンズの受けがかぶっているので打か打が受け入れ最大ですが、何らかの手変わり牌を引けば先にペンチャンを落としていた方が有利になりますし、2シャンテンならテンパイするまでに何らかの手変わり牌を引くことが多いもの。
2シャンテンの面子候補オーバーなら、受けが被っているカンチャンよりは先にペンチャンを落とした方が有利になることが多いです。

 

つぶやきへのコメント 冷やし中華と聞いて盛岡冷麺的なものをイメージする人にとってはマヨネーズは無用かもしれませんが、麺入りサラダ的なものをイメージするならマヨネーズは大有り。千里眼や用心棒(二郎インスパイアの店)の冷やし中華がまた食べたくなってきました。

 

Q67 
 単独の雀頭(暗刻になる以外は面子にならないトイツ)がある場合は、暗刻そばの浮き牌はくっつきとして弱いことが分かる典型的な問題です。
逆に言えば、雀頭があるとはいえ面子になりやすく、面子になった時に雀頭が無くなる手牌の場合は、暗刻そばの浮き牌+暗刻を多メンチャン形として残す方が有利になりやすいです。
雀頭がらみの問題は間違いやすいので特に区別しておきたいですね。

 

Q68 
 赤無しでも、ツモはの方が待ちとしては強いがの方が枚数としては多いので微妙ですが、ツモはタンヤオがつく打の方がはっきり有利なので切りとします。ドラが多くある時は鳴いても打点十分なのでなおさら仕掛けがききやすい形が有利なので、「ドラまったくない手なので…」の下りはとりわけ強調することもないと思われます。繰り返しますが、ルールによって打ち方を変えるのではなく、実際に起きている局面の変化(変化の要因がルールにあることは多いですが)によって打ち方を変えるべきです。

 

Q69 
 面子手3シャンテン、チートイツ2シャンテン。元の問題はが赤でありませんでしたが、これなら中を鳴いた時の受け入れで若干有利にするためだけにシャンテン戻しをするほどではないとみて打とします。
テンパイするより先にが出ることが多く、出るなら鳴いて手を進めた方がよいので、今回はを鳴いた時の形で勝る打としましたが、が鳴きづらい、あるいは守備力や点数状況の理由で中が出ても鳴かない方がよい場合は、チートイツを残す落としとします。

 

つぶやきへのコメント 味噌煮込みうどんというと麺が柔らかいイメージがあったので、噛みごたえのある麺が出てきた時は驚きました。吉野屋(吉野家ではない)の味噌煮込みうどん大盛り(11号の鍋に入って出てくる)を完食したのでお店に色紙が飾られています(笑)

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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