Q70
浮き牌が4連形で手変わりすると良形確定、なおかつ打点変化があるくらいでないとなかなかリャンカン落としが有力にならないですね。最後まで残ると悪形になり手牌を3枚使ってしまうリャンカンが嫌いという人がいるのも分からなくもないですが、嫌うことがなかなかできないのもリャンカンです。
Q71
ドラで無くてもマンズ残し。マンズがなら、三暗刻がつくのでなおさらですが、マンズ変化がそれほど多くないこともあり打。区別をつけておきたいですね。
Q72
鳴き手なら3トイツ>カンチャン、タンヤオ手なら456>37。上家からだけ鳴ける4枚とどこからでも鳴ける2枚ならどちらも8枚相当ですが、前者は上家以外に切られて薄くなる可能性がある分基本後者有利ということになります。もちろん上家の河に特徴があって鳴き易い受けが分かる場合はそこを残します。
つぶやきへのコメント:手羽先は名古屋名物じゃなか、九州名物ばい。
Q73
リャンメン固定の場合はエントツ形()を含む面子候補を残す方が手広い。打とした人が治すべきはタンヤオ病というより、雀頭候補としてのトイツと、面子候補としてのトイツを区別できない病でしょう。クイタン自体は、何切るで取り上げられる以上に利用頻度の高い手役ですので。
Q74
チートイツ2シャンテン、面子手は悪形が多い3シャンテン。どの牌をツモるのも同様に確からしいという条件なら面子手になった時の強さを考慮しますが、実戦では山に残っていそうな牌や将来安全になりやすい牌を残してチートイツ本線で進めることも多いです。
Q75
受けが面白くないというより、を使える変化が非常に多いから打と考えます。
「つまらない受けは嫌う」と考えていると、「つまらなくてもあった方がまし」な場合に損な選択をしがちです。実戦の手牌の多くは、何切る問題でよく見るような手牌に比べてつまらないものですから、つまらない手をつまらないなりにアガリを目指す技術は大事です。
つぶやきへのコメント:「あんかけスパ」と聞いて、あんかけ炒飯にかかっているような餡がスパゲッティにかかっているものと思っていて麺…じゃなくて面食らった記憶があります。私の交友範囲だと、名古屋人以外の大半の人に不評なのがあんかけスパです。こういうのは「三度食べたら本当の味がわかる」的なものかもしれませんが。鉄板スパは大好きです。カフェテラスダッカに行きたいですね(笑)
本記事に関するご紹介
「何切る」職人が10年かけてストックした1,000問以上のなかから厳選した300問を一挙掲載。
受け入れ枚数をすべて表示し、オリジナル最新理論でシンプル解説。解くだけで麻雀強者の思考が自分のものにできる、「何切る」本の決定版!