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ネマタの戦術本レビュー第224回「押し引きの教科書 著:福地誠 その10」

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 ドラの役牌がトイツであれば、ほとんどの手牌で役牌が出れば1鳴きするところですから、4巡目のこの段階でテンパイしているケースは稀。003で取り上げたように、100%テンパイしていて、子の満貫手と同程度の点数が予想される親リーチ相手でさえ、平和テンパイで追っかけるのが悪くないのですから、少なくとも勝負するに見合わない手ではありません。

 リーチで1対1のめくり合いをしたくないという意見も多いと思いますが、ノーテンから押してくる相手が1人はいる序盤のリャンメンテンパイという時点でさほどアガリ率は落ちず、ダマにして脇を降ろさなかったためにドラをポンした対門が鳴ける牌を脇が切ってテンパイさせてしまうケースもあるので、ダマなら特にアガリやすいという情報が無い以上、優劣が変わるほどではないと判断しました。

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 これだけではホンイツテンパイ濃厚とまではいきませんが、狭い1シャンテンのうえに、テンパイしたところで押しづらいとなると、鳴き手がテンパイしているとなると当たる可能性が十分にある牌は止めた方がよいでしょう。ある程度までは押すという判断が苦手であれば尚更です。

 押し過ぎと言っても、かなり危険な牌を危険と認識せずに切ってしまうミスをする打ち手はそれほど多くありません。どちらかと言えば、相手がテンパイであればまず押さないような手から、まだテンパイしてないかもと思って通ってない牌を打つミスが多いものです。

 リーチが入ればすぐベタ降りするような手で他家から仕掛けが入った場合は、不要牌をツモ切る前に、一旦その牌を止めて他の牌を切る選択肢が無いかを意識しておきましょう。当たり牌が読めなくても、押し引き判断がしっかりしていれば結果的に当たり牌が止まることも増えます。

 問題ではを解答としていますが、を引いてもを切らないつもりであれば、アガれるとしたらチートイツくらいなので一応を打った方がいいのかもしれません。ただほとんど差はつかないので特に気にするほどではないです。

本記事に関するご紹介

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発売日:2016年12月20日
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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