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ネマタの戦術本レビュー第479回「新版おしえて!科学する麻雀 著:とつげき東北 編:福地誠 その1」

ネマタの戦術本レビュー第479回「新版おしえて!科学する麻雀 著:とつげき東北 編:福地誠 その1」

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第1章 女性を射止める方法

 「デートとテンパイは先制に限る」いかにも福地先生が言いそうなフレーズですが、実は第1章の文章のほとんどは凸氏の創作だそうです。(以前本人から聞かされました。まえがきで凸氏の仕事がいかに早く、福地氏の仕事がいかに遅かったかが書かれていますが、実際はそれ以上だったようです(笑))

 麻雀を恋愛に喩えていますが、麻雀と恋愛の違いを一つ挙げるなら、恋愛はデートにこぎつけるまでにも何かとコストがかかりますが、麻雀は牌をツモるのに何のコストもかからないということです。

 麻雀以外のゲーム、例えばポーカーなら次の札を見るのにもコストがかかります。だから最初の手札で勝算が薄ければ最初から降りることになります。恋愛もあまりにも勝算が薄かったら迂闊に手を出さない方がいいでしょうね(笑)

 しかしながら麻雀は牌をツモることには何のコストも要りません。ですから配牌が悪くてもいきなり降りることは考えず、とりあえずはアガリを目指しましょう。配牌が悪いからといってツモまで悪いとは限りません。(恋愛は配牌が悪いとツモも悪い傾向がありそうですね(笑))

 ポーカーは一番強い手役を完成させた人(あるいは、強い手役を完成させたと思わせて相手を降ろした人)が勝つゲーム。恋愛もできれば高い手役を狙いたいですし、安い手役ばかりアガるのはむしろ損な気もしますが、麻雀は一番早くアガリ形を完成させた人が(その一局は)勝つゲーム。高い手役をアガるに越したことはないですが、安い手役も決してつまらなくはありません。「デートとテンパイは先制に限る」とありますが、むしろテンパイはなおさら先制重視とも言えそうですね。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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