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ネマタの戦術本レビュー第516回「新版おしえて!科学する麻雀 著:とつげき東北 編:福地誠 その38」

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第5章 これで完璧!ベタオリシステム 

 ベタオリに限らず、正着を選ぶことができるのであれば、考慮すべき要素は少なければ少ないほどよいものです。長年麻雀を打っていると他の要素を考える余裕も出てくるものですが、それが間違ってはいなくても、打牌精度を高めるために余計な要素になっていないかについては、個人的にも改めて注意しなければならないと思わされます。

 ノーチャンスはそれほど多く見かけないとありますが、スジほどではないというだけでやはり結構見かけます。ベタオリの基礎が出来る段階になってからもやりがちなミスの最たる原因は「ノーチャンスの見落とし」なので、場に4枚とも見えた牌については余裕があればチェックされることをお勧めします。

ベタオリの考え方

 待ち牌を読む必要はありませんが、「この牌が当たるとしたら、どんな待ちになっているか」を想定することは必要です。ベタオリは少しでも安全度の高い牌から切ることであり、何度となく繰り返すことになる選択ですから、「比較的安全度の高い牌同士の中で、何が最も安全か」を読むことができるかどうかは結構重要です。時には安全度の序列が変わる場合もあります。詳しくは、『デジタルに読む麻雀』を御参照下さい。

喰い仕掛けへのオリ

 喰い仕掛けに対しては安全牌探しと同時に、手役、打点の推測も必要です。リーチにはオリられるのに、喰い仕掛けに対しては高打点の手に安易に振り込んでしまうというのも、昨今の戦術書から麻雀を学び始めた打ち手によくみられるミスです。「確実にテンパイとは言えない」「低打点かもしれない」ことからリーチに比べて警戒が薄れがちですが、「テンパイしていれば待ちが絞りやすいので、リーチより危険牌の放銃率が高い」ということも押さえておきましょう。

オリきれる可能性

 「安牌水増し」も知らないとなかなかできない選択の一つなので押さえておきましょう。

 ただし、「アンコスジは危険」とされてきた理由(その牌を待つターツがメンツになりにくいのでテンパイまで残りやすい)を考えるに、待ち候補がかなり絞れた時には特に放銃率が特に高くなると言えます。そのような場合は他に通りやすい牌が手牌にあることが多いと思いますが、通りやすいと言える牌が本当に1枚も無いのかを改めて確認することをお勧めします。

 「通れば次も通る」は押している場合でも活用できます。前章で1シャンテンから押せることは少ないと学びましたが、トイツを落として1シャンテンに取れるなら押すことができる領域も若干増えそうです。

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

サイト:現代麻雀技術論
著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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