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ネマタの戦術本レビュー第624回「三人麻雀の極意 著:オワタ  その10」

ネマタの戦術本レビュー第624回「三人麻雀の極意 著:オワタ その10」

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 四麻でもそうですが、メンツがくっついているターツやトイツは良形変化が多くなり、メンツがくっついている浮き牌は雀頭が無い場合に多メンチャンを形成する場合があります。二色しかない三麻ではこのような形が頻出するので特に意識しておきましょう。

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 他家のテンパイに対して受けに回った時でも、チートイツならアガリのチャンスを残せるという意味では受けの手役とも言えますが、先制段階でそれほど狙わない手役かと言われればそうでもないので、個人的にはどんな手役であっても本質は攻めと考えます。三麻ならなおのこと単騎待ちは手変わりしやすく、平均打点の高さから安手悪形で追いかけリーチを打つのは損であることが多いので、必然的に先制かつ待ちが強い場合以外のチートイツでリーチを打たないことが増えるのは確かです。

 トイトイとの比較についても、どちらかと言えば四麻よりは三麻の方がチートイツを選ぶことが多いです。鳴ける相手が2人しかいないので四麻よりコーツを作りづらく、牌種が少ないので四麻より浮き牌がトイツになりやすく、四麻以上に鳴くことによる守備力低下のデメリットが大きくなるためです。

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 四麻よりも「選択」の頻度が高いうえに、牌種が少ないので特定の牌を引く「抽選」の頻度も高まるので、低確率かつ自分にとって不都合と感じる、「理不尽な結果」が起こる頻度も高くなるのが三麻です。

 自分の力でどうすることもできない「抽選」「結果」ばかりに意識が向くと、技術を介入させることが可能な「選択」が疎かになりがちなので、出来れば常に平静を保ちたいものです。三麻のゲーム性に慣れると四麻の「理不尽と言われるような結果」がさほど気にならなくなるので、本書でいうところの「鈍感力」を身につけるうえでも三麻は良いトレーニングになるかもしれません。

本記事に関するご紹介

サンマで勝ちたきゃ天鳳位に聞け!
本書は三人麻雀について、初代天鳳位である\(^o^)/★(オワタ)がその戦術を披露するものです。
三人麻雀はその競技人口の多さにもかからわず、これまできちんとした戦術書は出ていませんでした。
そこで今回、天鳳の三人麻雀で頂点に立った\(^o^)/★(オワタ)氏がその極意を披露します。四人麻雀とはひと味もふた味も違うその戦術を本書でぜひマスターしてください。

 
オワタ(著)
単行本:1,663円
Kindle版:1,497円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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