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ネマタの戦術本レビュー第622回「三人麻雀の極意 著:オワタ  その8」

ネマタの戦術本レビュー第622回「三人麻雀の極意 著:オワタ その8」

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 牌種が少ない三麻だと単騎待ちはなおのこと手変わりを期待しやすいです。四麻の場合は手変わりがさほど多くないという理由で無スジ中張牌単騎のままリーチを打つことも少なくないですが、三麻の場合は基本的に手変わりを待ちます。

 ドラで待たなくても高い、あるいは安手でもアガって他家のアガリを阻止する価値が高いことが多いので、四麻ほどドラ単騎にこだわらずにアガリやすい待ちに受けることも増えます。

 四麻ならドラ単騎に受けないとリーチチートイツの手の場合は、ドラが無スジ中張牌だとしても、非ドラ側がかなりアガリやすい待ちでなければドラ待ちリーチが有利ですが、ツモ損ルールなの相対的に出アガリしやすい待ちが有利になり、一発裏ドラ率が高く、途中で北を抜いて高くなることもある三麻ならチートイツだけでもドラ単騎に受けないケースも増えそうです。単騎待ちに限らず、三麻の待ち選択は四麻以上に状況判断が重要になるので局面に応じた選択ができるようになりたいものです。

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 三麻は四麻以上に読みが重要ですが、チーが無いので、四麻のような入り目が確定して待ちを一点で読めるパターン自体は減ります。特に重要になるのは手役絡みの読み。メンゼンの一色手やチートイツ、役満手の出現率が四麻より遥かに高くなります。リーチに対する基本的な押し引き判断は相手の打点や待ちが特定できないことを前提にしているので、河に明らかな特徴があれば読みを入れて押し引き判断を変えるべきケースも増えるでしょう。

 基本は待ちに関係しない色はカラ切り、待ちに関係する色はツモ切りでよいのですが、序盤の1フーロでポンテンに取れた場合は、ツモ切りならまだテンパイしてないと読んだ他家から出アガリが期待しやすいという理由でカラ切りしないこともありそうです。

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 牌種が少ないので四麻より良形変化を狙うことが多くなります。よってリャンメンを特に作りやすい浮き牌(4連形や中ぶくれ形)に関してはメンツになりにくいターツやトイツより優先して残すことが多いです。

 ただし、リャンメン変化が無いヤオチュウ牌トイツに関しては、テンパイに近い段階では待ちが残った時に出アガリしやすいというメリットがあり、テンパイに遠い段階では他に切る牌があることが多いので、リャンメンを作ることにそこまでこだわることはないとみます。

 78ページの手牌に関しては個人的には打とします。何故なら打としてシャンテンを戻すと、ソーズが良形に変化した時にも1シャンテンに取れなくなるためです。がアンコになった場合も、打ならテンパイに取らずに打としてくっつき1シャンテンに取ることもできます。

 手変わりをみるなら打の浮かせうちも考えられますが、打ツモの1シャンテンよりは打ツモでテンパイする方がよく。ツモならイーペーコー目が残る分打有利なので、やはりシャンテンを戻すほどではないとみます。

 80ページの手牌についても、リャンカンが即メンツになった時のアガリやすさもあるので1シャンテン取りの打と迷います。本書のように低確率ながら高め三色になるケースもあるので、他家に先制されるリスクを負ってでも高打点のチャンスを残したいなら打というところでしょうか。

本記事に関するご紹介

サンマで勝ちたきゃ天鳳位に聞け!
本書は三人麻雀について、初代天鳳位である\(^o^)/★(オワタ)がその戦術を披露するものです。
三人麻雀はその競技人口の多さにもかからわず、これまできちんとした戦術書は出ていませんでした。
そこで今回、天鳳の三人麻雀で頂点に立った\(^o^)/★(オワタ)氏がその極意を披露します。四人麻雀とはひと味もふた味も違うその戦術を本書でぜひマスターしてください。

 
オワタ(著)
単行本:1,663円
Kindle版:1,497円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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