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ネマタの戦術本レビュー第679回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン  その13」

ネマタの戦術本レビュー第679回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン その13」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第3章 7

 牌図1は、他家からみて「食い替え」と判別できないので鳴けるケースです。昨今の戦術書では何度となく取り上げられていますが、知識として押さえていなければなかなか思いつかない鳴きなので押さえておきましょう。
 鳴き手のテンパイは常に雀頭をポンして単騎待ちにする手順が残ります。手の内にメンツがあればその周辺を引いての変化がありますが、牌図2のようにメンツがつながっていれば手変わりでできる多メンチャンがより強いものになります。がドラでないとしてもポンが有力そうです。
 牌図3のように、悪形ターツとメンツにつながりがあれば、雀頭ポンで待ちが広くなります。鳴いた方がよりよい手牌になるのは明確なので、後は実戦でいかに見落とさないかだけです。ネット麻雀ならテンパイしても鳴き手の場合は、鳴き無しボタンを押す前に本当に鳴く牌がないかを確認するようにしましょう。

第3章 8

 特に条件が無ければ役牌トイツは鳴きやすく、メンゼン限定のリャンメンターツと同程度にはメンツになりやすいですが、他家に絞られやすいとなるとカンチャン以下になってしまう場合もあります。
 とはいえ、リャンメン2つの1シャンテンより、カンチャンでもテンパイしている方が明確にアガリ率では上なので、後付け残りでも手が進むようなら基本は鳴いた方がアガリやすいと言えます。牌図2のように面子候補が揃っていて鳴いても満貫あるような手は、後付けが読まれやすくなるといってもどこからでも鳴くべきです。
 一方、牌図1のように面子候補が揃っていないうえに、メンツにしにくいターツもない手牌となると、浮き牌にくっつくだけでも後付けの仕掛けを入れた場合よりアガリやすい手牌になります。これなら以外はスルーした方がよさそうです。

日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法

日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法380万人の天鳳プレイヤーの頂点に立ったのは普通の会社員! 天鳳位、フリー勝ち組になる51のメソッドが凝縮。著者の名は「かにマジン」。ネット麻雀のハンドルネームからとった名前だが、もちろん実在する人物である。
なぜごく普通の負け組だった男が仕事をしながら麻雀も強くなれたのか。一人の麻雀人生物語とともに、そこで学んだ戦術を公開。これを読めばあなたも仕事でも麻雀でも勝ち組になれる!

 
かにマジン
単行本:1,404円
Kindle Unlimited
 
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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