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ネマタの戦術本レビュー第737回「現代麻雀の神ワザ 著:鳳南研究所 その16」

ネマタの戦術本レビュー第737回「現代麻雀の神ワザ 著:鳳南研究所 その16」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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第2章 分析12

 メンツ候補をメンツにするのが通常の仕掛けですが、「食い延ばし」の仕掛けには87ページのようにメンツ候補を別のメンツ候補に変えるものと、88、89ページのように浮き牌部分をメンツ候補に変える仕掛けの2通りがあります。『勝つための現代麻雀技術論』では区別のために後者を「食いちぎり」と表現しました。


 「食い延ばし」「食いちぎり(メンツ候補が足りている場合)」は鳴いてもシャンテン数が進まず、メンツ候補が足りていない場合の「食いちぎり」はシャンテン数が進むとはいえ、スルーしても何らかの浮き牌にくっつくだけで手が進むので通常の仕掛けよりは仕掛けるケースが減ります。メンゼンを崩してまで積極的に仕掛けるのは基準1にあるように鳴いて役有り3翻以上で鳴いた後で良形が残るケースというところ。2翻以下ならアガリやすさにはっきり差がつく、打点不要の局面、鳴かないとほぼアガリ目が無く、仕掛けることで放銃リスクを避けつつ加点が狙えるといった理由が無ければ基本スルーするところです。


 この基準でいけば87、89ページは積極的に仕掛けていくことになりますが、88ページは鳴いて2翻止まり。2巡目で2メンツあるのでメンゼンでもテンパイしやすいとなると基本はスルーするところ。変則手なら中張牌が鳴きやすいとありますが、変則手傾向なら1巡目に発が選ばれることは少ないです。 どちらかと言えばの切り出しから不要な浮き牌が少ないアガリが近い手を想定されやすく、被ツモ失点が大きい親ということもあって速度を合わせたというのが実際のところだったように思います。

現代麻雀の神ワザ

本書は日本最大のネット麻雀サイト「天鳳」における鳳南(鳳凰卓の東南戦)で、麻雀強者の牌譜を見続けてきた「鳳南研究所」による書き下ろしの麻雀戦術書です。

「強者の共通点はびっくりするほど少ない」と筆者は言います。

本書では天鳳位を始めとする強者たちの打ち筋の共通点を見出すとともに、それぞれの独自のバランス感覚(他人にはマネできない本人だけの「勝ちの型」)を明らかにすることを目指すものです。

数え切れないほどの牌譜を見てきたからこそ分かる、異彩を放つ一打とその背景にある麻雀理論。

本書で「現代麻雀の神ワザ」を体感していただき、みなさんの「麻雀の型」をさらにレベルアップさせる一助にしてください。

 
鳳南研究所
単行本:1,663円
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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