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ネマタの戦術本レビュー第747回「現代麻雀の神ワザ 著:鳳南研究所 その26」

ネマタの戦術本レビュー第747回「現代麻雀の神ワザ 著:鳳南研究所 その26」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!
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第2章 分析23

 「アガられたくない他家の必要牌を先に切る」「アガってほしい他家の必要牌を後から切る」「後から切られた牌ほど山に残っている」「見えているだけの牌より切られた牌の方が山に残っている」。これは字牌以外でも通用するセオリーです。一つ一つは細かい知識でも、理由をふまえたうえで押さえておくとより広い分野で役立たせることができるということはよくあります。

 また、緑一色の存在といった、「差があることは明確だが事実上無視できる要素」より、山に生きている枚数差という、「目に見えないが、理論上差があるという話に比べれば影響がある要素」を優先すべきということも押さえておきたいところです。

 字牌の切り順そのものが結果に影響を与えること自体は、やはりあまりないだろうというのが個人的見解です。しかし、「比較のためのロジックを身につける」「優先順位を意識する」この2つを踏まえたうえであれば、どんなに些細な技術であっても実力向上の手助けになることは間違いありません。

第2章 分析24

 発ツモ切りと手出し、手出しでを切っているのに後から切りというように、読みの材料は2枚で1組です。後者からはメンツ候補の一部である可能性が高く、前者から発より重なり狙いで価値の高い浮き牌は残されてないことが分かります。鳴き手の場合は鳴かれていない(その牌を待ちとするようなメンツ候補を持っていない)というのも重要な情報です。

 鳴かれていないとしても、その後2回以上ツモが入り手出しを挟めば、たまたま残した浮き牌が重なることも有り得ますが(今回はツモ1回のみ)、それでも可能性としては低いので少なくともテンパイなら南を切ってよいとみます。

 手出しツモ切りを覚えるのは大変ですが、人は興味があることなら覚えやすいので、読みの知識を取り入れたうえで、読む必要が無いケースであっても、相手の手出し牌から何が読めるかに興味を持つ事が、覚えられるようになるための近道と言えそうです。

 また、今回のように仕掛けが立て続けに入って意識が向いてしまうことも覚えにくくなる理由の一つなので、自分の手番でも把握できることは後回しにして、他家の手番では「手出し」だけ見ることに集中(手出しで無ければツモ切りなので覚えるのは一方だけでよい)するというのも一つの手かもしれません。

現代麻雀の神ワザ

本書は日本最大のネット麻雀サイト「天鳳」における鳳南(鳳凰卓の東南戦)で、麻雀強者の牌譜を見続けてきた「鳳南研究所」による書き下ろしの麻雀戦術書です。

「強者の共通点はびっくりするほど少ない」と筆者は言います。

本書では天鳳位を始めとする強者たちの打ち筋の共通点を見出すとともに、それぞれの独自のバランス感覚(他人にはマネできない本人だけの「勝ちの型」)を明らかにすることを目指すものです。

数え切れないほどの牌譜を見てきたからこそ分かる、異彩を放つ一打とその背景にある麻雀理論。

本書で「現代麻雀の神ワザ」を体感していただき、みなさんの「麻雀の型」をさらにレベルアップさせる一助にしてください。

 
鳳南研究所
単行本:1,663円
Kindle Unlimited
 
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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