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ネマタの戦術本レビュー第791回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その1」

ネマタの戦術本レビュー第791回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その1」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第1章 セオリー1

 『統計学のマージャン戦術』153ページによると、対リーチ8巡目の無スジ2の放銃率が約8%、宣言牌のスジ2が約6%、それ以外のスジ2が約3%。140ページによると、8巡目のスジ2全体の放銃率は約3.8%。同じ「スジ」でも放銃率に結構な差があることが分かります。

 更に、宣言牌以外のスジの中でも、牌の組み合わせを考えればアガリ率に差がつくと予想できます。16ページの河でが当たるのは相当レアケース。タンヤオ狙いならシャンポンで当たり得るくらいで、放銃率はスジ19より低くあっても1%程度とみます。1手進めば次に切ることになる牌を十分押せるのであればは切ってよいでしょう。
 このようなかなり通りやすいと分かる牌を含めて、宣言牌以外のスジ2の放銃率が3%程度となると、たまたまカンチャンやシャンポンで残っている可能性はあるの放銃率は3%よりは高そうです。1シャンテンでも安手かつ悪形残りとなると止めることが多そうです。

 全体的には宣言牌のスジであっても、無スジよりは放銃率が低いのですが、これは宣言牌が単なる浮き牌で待ちに関連しないケースも含んだものです。今回はより先にのトイツが落とされているので、が浮き牌だった可能性が低くなります。がメンツ候補の一部であるケースは以外にも色々考えられるので放銃率が大幅に上昇するとまではなさそうですが、それでも通常無スジと変わらないものとして押し引き判断した方がよいでしょう。
 
 リーチのアガリ率は、『統計学のマージャン戦術』77ページによると、宣言牌スジのカン2待ちが54%(赤5切りでない場合)。それ以外のスジカン2待ちが57%、無スジ2待ちが46%(5〜12巡目想定)。元々5割以上アガれる待ちの3%差なので、リーチを受ける側に比べれば宣言牌のスジかどうかを気にすることはなさそうです。19ページのような手牌なら、123三色は残すとして、よりはから切るに越したことはないので打としますが、21ページのようなケースならドラ受けリャンメンを固定する打とするところです。

現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術

基礎的な麻雀戦術理論がネット上で共有されたことで、麻雀ファン全体のレベルが上がったと言われています。その中で差をつけるための技術として、今注目を集めているのが「相手に対応させる技術」です。相手の「対応する技術」を逆手に取って、その裏をかくハイレベルなテクニックとなります。

本書ではそのような戦術を論理的な解説に定評のある平澤元気プロが説明します。
(1)読みの基礎 
(2)それを応用する技術
(3)ただしこれはやりすぎ

本書で基本的な読みのテクニックとその裏をかく技術をマスターしてください。

著:平澤 元気
単行本:1,663円
 

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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