- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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Q121 6ブロックということはアガリまでに1ブロック落とすことになるので、役をつける以外はスルーしても後から落とせばよいだけです。
よってをチーするのもリャンメンやポンと大差ありません。鳴くと安手確定なら以外はスルーするところです。カンチャンでも急所とは限らず、あくまでブロック数との兼ね合いであることを押さえておきましょう。
Q122 今度は5ブロック。鳴くと安手確定なので役牌と、鳴いた後で良形が残るところを鳴きます。
Q123 リャンカンはリャンメン同様受け入れ枚数は2種8枚。しかし他に切る牌がなくリャンカンに手をつけることになるとカンチャン同様受け入れが1種4枚になります。
よって、リャンカンを残しやすい手ほどリャンメンに近いとみてスルー、そうでない手ほどカンチャンに近いとみて鳴きます。今回はへのくっつきでペンチャンを外す手があるのでリャンカンをそのまま残しやすい。よってリャンカンから鳴くのはリャンメンチーに近いとみてスルー。がならリャンカンが残らないことも多いのでからも鳴くというところでしょうか。
Q124 雀頭が無くなる仕掛けはしないと表現されることもありますが、ドラがならもちろん鳴くところ。悪形が多いから鳴かないとも表現されますが、この手ならターツ部分が全て良形でも雀頭のリーチを狙うに越したことはないとみてスルーするところ。
よって、雀頭が無くなり、なおかつ安手確定の仕掛けでメンゼンを崩すというのがをポンしない実際の理由です。安手でもアガリの価値が高い局面ならをポンして、必要に応じて安牌を抱えるように打つのがよいでしょう。
Q125 6ブロックかつ雀頭が無いので、ドラかつ役が確定する以外は急所とは言えないところ。以外はスルーしてメンゼンのアガリを目指します。
Q126 を鳴くならチャンタより、雀頭のソーズ一通と789三色を残して打とします。ただし鳴いたところでアガリに遠くが重ならない限り安手。同じアガリに遠い手ならメンゼンを維持してうまくいった時に高打点になるチャンスを残します。
Q127 ドラを1ブロックとするとタンヤオで5ブロック揃っています。鳴くと安手になることが多いのでリャンメンからはスルーしますが、シャンポンのは鳴きます。
Q128 を1ブロックとするとタンヤオで5ブロック揃っています。今回は鳴いても高いのでタンヤオで手が進む牌は基本全て仕掛けます。だけはスルーして他から鳴くとよりアガリやすい形になるのでスルーと考えるのか、鳴いてから変化することもあるので鳴くに越したことはないと考えるのかは難しいところです。
Q129 鳴いて1300の手が鳴いて8000まであるので、この北はホンイツに絡まないリャンメンより価値が高いまであります。マンズをもう1枚引けばを外して行く形なので、先にメンゼンでテンパイせず鳴ける牌が出ればホンイツに移行します。
Q130 ドラ3あればメンゼンで進める打点的メリットが薄い。スルーしてメンゼンでメンツを作るのが難しいメンツ候補を鳴き、手役絡みの浮き牌がメンツになることを期待する後々付けの仕掛けを視野に入れます。
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