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ネマタの戦術本レビュー第940回「『超メンゼン主義麻雀』編 その10 著:リツミサン」編

ネマタの戦術本レビュー第940回「『超メンゼン主義麻雀』編 その10 著:リツミサン」編

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

70p ピンズの一色手なのは分かりやすいですが、字牌がほぼ見えているのでチンイツ、赤を持っているので跳満以上ということになります。一色手を狙っているのは分かりやすいですが、どの程度手が入っていて打点がどの程度なのかも踏まえておきたいところです。字牌がほぼ出ていて、南家の仕掛けに通りづらい牌を切っていることからも、テンパイしたと見せかけるブラフの可能性も低いとみて警戒を強めます。

71p 1巡目にを切っているのにを引っ張っていることから単純なターツ落としではなく、はフォロー牌。4枚見えとドラであることからトイツ以上が想定されます。トイツ以上で持たれていることを読むのはできないことが多いのですが、条件が揃えば可能であることを知らされる局面です。いずれにせよ4枚見えの牌は情報として強いので特に着目したいところです。

72p 残り局数が少ないと、点数状況から打点を予想できるケースが増えます。安くないと読めるところにドラ字牌を持ってきたとなるといかにも持たれてそうではありますが、持たれていると決めつけてしまうのも早計です。第4章で再度取り上げることに致します。

73p をあえて引っ張ることでホンイツを読ませにくくすることが狙いであれば、そもそもドラをまだ引っ張りそうなもの。はフォロー牌でピンズの染め手ではなさそうです。

染め手へのケアだけでなく、一見染まってそうで染まってないケースを見抜く読みも実戦では重要です。ネット麻雀では染め色以外の牌でラグがかかったことから染め手を否定できるケースもあります。

75p 中張牌から切り出しているというだけでチートイツと読むのは早計ですが、今回のようなチートイツならではの手順が随所に見られることで読むことができるケースも少なからずあります。天鳳のような赤有りかつ祝儀無しのルールであれば高打点ダマも多発します。「テンパイまでその牌は残されるはず」と読める牌を切っている他家には特に警戒が必要です。

76p フォロー牌を切ってカンチャン固定、特にリャンメンをカンチャンに固定するのは手役狙い以外に考えにくいです。一通やチャンタでも同様の読みが可能になります。

リツミサンの『超メンゼン主義麻雀』

小さい上がりをリスクを回避しながら積み重ねていくのが良しとされる天鳳。平均フーロ率3~4割が当たり前という中にあって、フーロ率2割2分という驚異的な少なさでハイアベレージを続けている異色のプレーヤーがいます。それがリツミサンです。

鳴かなければ手牌が複雑になり、より正確な状況判断能力や読みの力が要求されるのが麻雀。リツミサンの麻雀の特長はまさにその正確な状況判断と読みの確かさにあります。本書でリツミサンが何を、どう考えて麻雀を打っているか、その全貌を見ることができます。

また、「ミスからどのように学べるか」「読みは相手より自分の手を見返すほうが効率よく学べる」など、上達のアドバイスが随所に書かれているのも本書の大きな特長。 一冊を通して読めば、これまで自分が考えたことがなかったような麻雀の捉え方や新しい選択肢が必ず見つかるはずです。 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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