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ネマタの戦術本レビュー第1019回「『麻雀勝ち確システム』編 その18 著:山越貴広」

ネマタの戦術本レビュー第1019回「『麻雀勝ち確システム』編 その18 著:山越貴広」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

SYSTEM64〜65 

鳴いてないコーツを暗刻(アンコ)、鳴いたコーツを明刻(ミンコ)と呼ぶように、シュンツにも暗順、明順という名称があります。しかし符計算ではどちらも0符であるためか、使われているのを見るのは稀です。

今回の内容をまとめれば、「変化が残るように暗順を残す」。名前がついている方が形を認識しやすいので、暗順という名称に慣れ親しんでおくと良いかもしれないとふと思ったことでした。

SYSTEM66

これも、(暗刻には変化が無いので)変化が残るように暗順を残すの一例です。

符ハネ以外でをポンではなくチーするとすれば、がリーチの宣言牌であった場合。のみの手なら次の無スジで降りる余地を残しておきたいので暗刻を安牌として残します。これがドラがであれば、降りるつもりはないので振り替えがきくようにポン。はもちろん、よりもと何かのシャンポンや単騎が想定されるリーチに対してツモでを切ることも意識しておきたいですね。

麻雀勝ち確システム

1巡でも早く敵を押さえつけ自由に打たすな!!システムだけで天鳳最速十段、2年連続関東最強位の山越貴広さん(@yamakoshitenhou)によるプロが書けない異端の戦術!!

限りなくシンプルに、すぐに取り入れられる戦術集。

史上初「1ページ1戦術」構成!
無駄を一切排除!
どのレベルの人が読んでも「ぱっと視覚的に」分かりやすい!
システムとして取り入れやすい手軽さを最優先してます。

著者の麻雀の中心であるリーチから始まり、今まで皆さんがあまり使ったことのないであろう戦術、また麻雀を打つ上で大事な「メンタル」についても。フリー、大会、天鳳、どのフィールドでも必ず成績は上がり、麻雀が今よりもっともっと楽しくなることでしょう。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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