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ネマタの戦術本レビュー第1020回「『麻雀勝ち確システム』編 その19 著:山越貴広」

ネマタの戦術本レビュー第1020回「『麻雀勝ち確システム』編 その19 著:山越貴広」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

SYSTEM67

アガリや形テン狙いで鳴く場合は別ですが、一発を消す目的だけで鳴くのは、確実に降りきれる手でなければ基本的に損であることがデータからも示されています。

とはいえ、それほど差はつかないのでこの辺りは点数状況次第。オーラス1翻つくかどうかで逆転される可能性が変わってくるような場合は一発を消しておくに越したことはなさそうです。

SYSTEM68

特に条件が無ければ一発消しは基本的に損ですが、別の他家が一発消ししてくれる可能性があるというのもその理由になります。他家に鳴かせるのは一発消しというより、横移動率を上げて被ツモ率を下げることで失点を回避することが目的。自分のアガリ目が無い場合も、失点を最小限に押さえるために何かできないことがないか意識しておきたいところです。

SYSTEM69

同卓者が一発消しをよくしてくるかどうかも結構重要な情報になりそうです。一発を消すだけの仕掛けを滅多に入れず、仕掛けて粘ろうともあまりしてこない他家の仕掛けとなれば、その他家が押し返せると判断しただけの勝負手が入っている可能性が高いことになります。リーチに降りることばかり気を取られて、他家の高い仕掛けに放銃してしまうというのもありがちなミス。鳴き判断は打ち手によってだいぶ基準が異なるので、人読みの要素も大きいと言えます。

麻雀勝ち確システム

1巡でも早く敵を押さえつけ自由に打たすな!!システムだけで天鳳最速十段、2年連続関東最強位の山越貴広さん(@yamakoshitenhou)によるプロが書けない異端の戦術!!

限りなくシンプルに、すぐに取り入れられる戦術集。

史上初「1ページ1戦術」構成!
無駄を一切排除!
どのレベルの人が読んでも「ぱっと視覚的に」分かりやすい!
システムとして取り入れやすい手軽さを最優先してます。

著者の麻雀の中心であるリーチから始まり、今まで皆さんがあまり使ったことのないであろう戦術、また麻雀を打つ上で大事な「メンタル」についても。フリー、大会、天鳳、どのフィールドでも必ず成績は上がり、麻雀が今よりもっともっと楽しくなることでしょう。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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