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ネマタの戦術本レビュー第1055回「『麻雀鳴きの教科書』編 その1 著:平澤元気」

ネマタの戦術本レビュー第1055回「『麻雀鳴きの教科書』編 その1 著:平澤元気」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

第1章 副露の概念編

1副露目 副露判断に正解を求めるな

天鳳がリリースされる2007年3月以前。まだ鳴いて先手を取る重要性があまり認識されていなかった頃から、私の副露率は40%を超えていました。一方、当時知り合った私の麻雀仲間であるSさんは副露率25%程度と、当時の価値観でもかなりメンゼン寄りの打ち手でした。

ところが2020年現在、私の副露率は28%まで下がり、Sさんの副露率は37%にまで上がっています。完全に立場が逆転してしまったわけですが、私もSさんも当時より勝てなくなってしまったということはありません。

鳴くかどうかの判断は結局のところ、鳴く前と鳴いた後の手牌とを比較するのが基本ですが、これに加え、「鳴かない場合は1回多くツモれる」「鳴くことで他家の対応が変わる」ことも考慮する必要があるので、強者であっても比較が非常に難しい問題です。

麻雀が決まった勝敗を競うゲームである以上正解は存在するのですが、強者でも判断がバラバラの問題については、正解を求めることにこだわることが必ずしも雀力アップに寄与するとは言えません。効率よく強者になりたいという方は副露判断に限らず、どんな問題だと判断が微妙になるのかを押さえておきましょう。そうすることで、優劣がはっきりするケースでは迷わず正解を選べるようになり、局面によって判断が変わるケースにも対応しやすくなります。

2副露目 期待値の交差点

微妙な問題とは言い換えれば、期待値の交差点上にある問題。正解があるにも関わらず、本書で正解を求めるなと言われているのは、正解を求めることにこだわると、期待値の交差点上にあって判断が変わりやすい問題であっても、局面に応じて的確な打牌を選択するための思考力がおろそかになりがちだからです。

麻雀というゲームの性質上、交差点はあっても1つ止まりであることが多く、1つもない場合も多々あります。強者であっても、交差点から大きく離れた問題や、交差点のない問題で下手に読みを入れてミスをしてしまうことが珍しくありません。場況読みが上手い人は読みで勝っているというより、常に場況に意識が向いているので場況の見落としからくる単純ミスの割合が少ないので勝っているというのが実際のところ。基本はやはり、平面的な手牌の価値を優先して判断すべきです。

しかし、実力的には初心の域の打ち手だったとしても、実戦で迷う問題というのは「期待値の交差点付近」にあることが多いもの。そのような問題はやはり、「場況次第」としか言い様がありませんが、正解を出すのが難しいことは承知のうえで、どのような条件が揃えば、どちらが正解になるかを考える姿勢だけは持っておくようにしたいものです。

麻雀鳴きの教科書

アガリ回数を劇的に増やす!鳴きの技術

メンゼンで我慢するか、鳴くか。どの牌なら鳴くか、何巡目から鳴くか・・・。

副露はアガリ回数や得点に直結する分野でありながら、麻雀技術の中でも特に「上級者でも意見が分かれやすい」問題です。
例えば副露率40%を超える天鳳位は何人かいますが、同じフィールドで結果を出している副露率20%台のツワモノも存在します。

本書で鳴き判断の本質を学べば、悩ましい場面に直面したとき少なくともどういう道筋で考えていけばいいのかがわかるはずです。そして、そのように自分で理由をつけられるプレイをすることが麻雀では非常に重要なのです。

ぜひ本書で鳴きの極意を体得してください。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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