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ネマタの戦術本レビュー第1169回「『必勝!麻雀実戦対局問題集』編 その17 著:多井隆晴」

ネマタの戦術本レビュー第1169回「『必勝!麻雀実戦対局問題集』編 その17 著:多井隆晴」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるもの、または更に掘り下げたい部分等を取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

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問題24 満貫テンパイでのリーチ判断

ダマ満貫のリャンメンテンパイでリーチするかどうかについては色々言われることがありますが、極論を言えば「リーチしてもアガれると思ったらリーチ」くらいのつもりで判断してもいいと思います。打点効率と、リーチをすることによるアガリ率低下を考えるといずれにせよ微妙(局収支的にはリーチがやや有利、ただし高打点同士の割には差があまりつかない)なので、個別局面における牌の出やすさ、ツモりやすさによって判断が変わると考えられるからです。普段は山読みや他家の手牌構成読みが疎かになりがちな人も、結果に大きく影響する局面なので特に考えたいところ。少しでも精度を上げていけるよう実戦と検証に励みたいものです。

一方、ダマ3900に関しては、「リーチしたらアガれなさそうだからダマ」はお勧めできません。打点効率の影響が大きい以上、そう簡単にリーチ優位の結論は覆りません。仮にダマ有利のケースがあるなら、その場合は「アガれなさそう」程度ではなく、ダマ有利であることをより具体的に説明できて然るべきと考えます。

問題25 ホンイツを成就させる工夫

のロスだけで、がメンツになった時の出アガリやすさに結構差がつくと考えれば河を作る有効性が分かりやすいです。鳴き手は「メンゼンツモ」の1翻がつかないので、他家に待ちを読まれにくくする工夫も案外重要です。

アガリ率を優先する選択を「速度重視」と麻雀界では言われがちですが、単に速度と言うだけでは、どのような選択がアガリ率を高めることになるのかを説明するのは難しいので、私なら、「距離、傾斜、速度」の3要素に分けて考えます。今回のような河作りについても、「速度」を少し下げるだけで、「傾斜」が緩やかになると考えれば、アガリ率重視の一環であることが分かりやすいのではないでしょうか。

必勝!麻雀実践対局問題集

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端っこ待ちならツモ切りリーチ!
アガりづらい8000よりアガりやすい5200
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親のリーチは魔法の言葉
大きく負けてる親番では焦らず大物手
地獄単騎はアガれる
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カンチャン待ちリーチをシステム化するな

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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