第144回で紹介させていただいた、「アタマ麻雀」セットをやりました。場所は天神の「まぁじゃん118」。メンツはゆるゆる麻雀会主催のなんちく氏、天鳳三麻十段のT氏と私です。
雀荘に花牌が無かったので抜きで代用(役満のみ手の内で使える)。白ダイヤが1枚あったので白ダイヤ(リーチ後ツモるとオールマイティ)採用。ツモ平和無し、点数計算はツモ損で100の位は切り上げ、積み棒1000点のルールで遊ぶことになりました。
全員アタマ麻雀はデビュー戦ということで、最初のうちはなかなか発声できずに普通の三麻になりがちでしたが、東ラスに入ってアタマが1つも無ければターツもほとんどない配牌が入りました。普通の三麻ならあわよくばの国士無双を狙うところですが、アタマ麻雀なら迷わずハダカ狙い。メンツ手の他家が使いにくいところを立て続けに「アタマ」してあっと言う間の裸単騎。早速役満達成かと思ったところでT氏から待ちオープンリーチ。一発目に自分で切っているを掴み泣く泣く単騎にすると、間もなくツモってきたのは。最初に役満の餌食になったのは私でした(笑)「東大を出たけれど」のエピソード、小四喜裸単騎からのオープンリーチ振り込みのエピソードを簡単に再現できてしまうのが、アタマ麻雀の醍醐味かもしれません(笑)
次いでなんちく氏が裸単騎になったところで、今度は私がオープンリーチ。すると今度はなんちく氏が捕まりになって役満払い。アタマよりメンゼンが強い展開が続きましたが、オーラスなんちく氏が力強いハダカツモアガリ。役満ツモでも私はトップでしたが、単騎の役無しカリテンにとったところでカンリーチを打っていればハダカを阻止できていたので結構な損失。「アタマアタマ」と連呼されていたので、無意識のうちにアタマ待ちにしてしまったのかもしれません(笑)
それからは段々ゲームに慣れてきたのもあり「アタマ」合戦が結構続きました。私は一度「アタマ」するとチートイツに固執しがちでしたが、メンツ手との両天秤で進める手も十分あったはずなので、もっと発想を柔軟にする必要性を痛感させられました。どの程度の手牌なら「アタマ」移行した方がよいのかは結局数ゲームでは掴めなかったので、時間に余裕があれば、「何切る〜アタマ編」も考えたいということも話していましたが、個人にとって麻雀はあまりにも未知の領域が大きいもの。名残惜しいですが、再び四人麻雀の世界に舞い戻って日々邁進することを誓うのでありました。それではまた次回。