<發王戦>◇準々決勝・準決勝◇29日◇東京・ばかんす
最高位戦日本プロ麻雀協会のタイトル戦「發王戦」の準々決勝~準決勝が1月29日、東京・神楽坂のばかんすで行われた。
準々決勝では第24期發王位の中嶋和正は1位通過で勝ち上がりを決めたものの、近藤誠一最高位、忍田幸夫将王の各団体チャンピオンがこのベスト16で敗退という波乱。一方、全国予選を勝ち上がってきた野村勇介さん(大阪代表)、瀬本裕志さん(関東代表)が揃って準決勝に進出という快進撃。
そして準決勝では準々決勝のB卓、C卓で勝ち上がった二人がそのまま決勝勝ち上がりとなった。TwinCupで優勝した松本吉弘、大阪代表の野村勇介さん、發王戦を制覇すると最高位戦グランドスラムとなる村上淳、最高位戦関西本部の清水裕貴が勝ち上がり、前年度覇者の中嶋和正もここで涙を飲んだ。
詳しい対局結果は最高位戦ホームページをご参照下さい。
決勝戦(半荘5回戦)は2月5日(日)、スリアロチャンネルで配信される。
【決勝対局者】
松本吉弘(日本プロ麻雀協会)
村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)
野村勇介(大阪代表)
清水裕貴(最高位戦日本プロ麻雀協会関西本部)
※以下写真は最高位戦ホームページから引用させて頂いております。
【解説】
近藤誠一、石橋伸洋、中嶋和正
【実況・MC】
浅見真紀
【發王戦概要】
1992年創設。毎年年始に本戦が行われるオールカマーのタイトル戦。
タイトル戦では珍しくトーナメント方式を採用しており、同じ面子で規定数(1回戦 - 4回戦まで半荘2回、5回戦 - 準決勝まで半荘3回)を打ち、上位2名が勝ち残りとなる。
決勝戦は半荘5回のトータルで競われる。