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麻雀駅伝注目の一局!アマチュア連合萩原聖人さんとのトップラスを決めた近藤誠一プロのカン8mの待ち選択!

麻雀駅伝注目の一局!アマチュア連合萩原聖人さんとのトップラスを決めた近藤誠一プロのカン8mの待ち選択!

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こんにちは、まろちょふです。

今日は08/05(日)にAbemaTV麻雀chで放送された麻雀駅伝2018 Final Round RTDルールでの近藤誠一プロの一打を紹介します。

対局者は近藤誠一プロ、萩原聖人さん、松ヶ瀬隆弥プロ、金太賢プロ。4日間に渡る戦いの最終日の2回戦目の南4局を振り返ります。

ルールはRTDルール。一発裏あり、赤なし。オカありのウマが10-30となります。 

最終日一回戦までのチームトータルは下記の通りとなっていました。

近藤(最) 萩原(ア) 松ヶ瀬(R) 金(協)
▲88.4 210.4 ▲42.6 ▲81.4

1回戦でアマチュア連合の藤田晋さんがトップをとり、いよいよ優勝に王手がかかったか?と思われた状況でした。

2回戦南4局時点の状況 

松ヶ瀬(R) 南家 11,400
萩原(ア) 西家 16,000
近藤(最) 北家 42,800
金(協) 東家 29,800

この一局の牌譜はこちら

ドラは 金プロの親番になります。

4人の配牌はそれぞれこのような形。

親の金プロはある程度まとまっていますが、ドラが2枚の近藤プロが圧倒的チャンス。願わくば萩原さんと松ヶ瀬プロの差が4600点差なので萩原さんから5200以上のあがりをしたい所です。

なんと3巡目にドラのを暗刻としたダマ、鳴きが聴くイーシャンテンとなり、直撃チャンスになりました。

萩原さんが近藤プロの切ったをポンして打

そしてその後を手出しし、をポンして切り。

そしてその巡目に近藤プロが聴牌。のシャンポン待ちかカン待ちの選択ができる場面。

近藤プロがを切っていて、がポンされているため、シャンポンダマ、が有力。あるいは思い切ったシャンポンリーチもあるか?と思われましたが・・・

なんとカンのダマテンを選択。

そして結果は・・・

なんと萩原さんがを掴みツモ切り、近藤プロは見事直撃でトップラスを決めることに成功しました。

 この一局について近藤プロに思考を伺いました。「金さんが1枚切っているは、が3枚見えということもあり(待ちとして)少しいいかな、という程度。シャンポンと比べてそこまで差はない。ただし可能性としては低いが、が萩原さんに対子の場合、シャンポンはとても悪い待ちになる。その最悪のケースを避けたかった。」とのお話でした。

確かに、をポンして打、その後字牌の手出しを見ると、素直なタンヤオではなくトイトイで守備力を残している手順も考えられ、その場合はが持ち持ちになっているケースも十分に考えられます。今回のケースでは、をポンした時点で萩原さんがタンヤオのブロックがたりていて、あがることは必須ではなく守備的な手順を用意していたため、の先打ちとなっていました。そしてがワンチャンスで使いづらい牌であるという部分も見事にハマり、今回の大きなあがりが産まれました。

近藤プロの読み、判断が存分に光った逆転の口火を切る大きな一局となりました! 

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この記事のライター

まろちょふ
全国津々浦々に蔓延る魑魅魍魎として存在する。
日本プロ麻雀協会19期前期で入会。ズムリーグという白マイティ東天紅の対局で2度の優勝。
ラーメンと肉が大好きなダイエッター。
本名は珍しい苗字なので比較的覚えられやすい。
Twitter(@maroonzoltic1)

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