新型コロナウイルスの影響により緊急事態宣言が発令され、多くの企業が休業を余儀なくされた。
麻雀店も休業し感染防止に努めたものの、経営存続が危ぶまれている店舗も少なくない。
そこで、クラウドファンディングで資金を募る店舗も現れた。リターンはゲームチケットやグッズ等様々だ。
このページでは現在プロジェクト継続中のクラウドファンディングと、国、自治体からの助成金など支援に関する情報を紹介する。
クラウドファンディング
日本健康麻将協会
日本健康麻将協会がクラウドファンディングをスタート 著名人が数多く参加する健康麻将名人戦の出場権などもリターンに|麻雀ウォッチ
プロジェクトページより:新型コロナウイルス感染拡大を受け、普及活動を自粛せざるを得ない健康マージャン店や会員に向けて、この状況が回復した後に、できるだけ今までと同様の活動ができるよう、活動場所を維持していくための支援
リターン:グッズや健康麻将名人戦出場権など
支援ページ
https://camp-fire.jp/projects/view/259517
秋田『マージャンカフェステップ』
プロジェクトページより:営業再開を待ってくれているお客様のためにお店を続けたい。何かできないかと考えたとき、このプロジェクトを行うことを決意しました。約1ヶ月でかかる経費を目標金額として設定させて頂きました。ご支援いただいた資金は営業再開前後の店舗維持管理と、お礼の品に使わせていただきます。
リターン:ゲームチケットやグッズ
支援ページ
https://camp-fire.jp/projects/view/267828
東京『麻雀PLACE』
プロジェクトページより:当店が営業する事でお客様に迷惑をかける訳にはいかないと考え、営業を自粛しています。都や政府の新型コロナ対策援助金など調べてはみたものの小規模店舗への援助が出るかどうか微妙な状態であり、またいつお金が入ってくるのかわからないというのが現状です。とはいえ固定費は支払わなくてはならず、ほとほと困り果てていたところにこのクラウドファンディングを見つけてプロジェクトを立ち上げるに至りました。
集めた資金は固定費として使用させて頂きます。リターンの大部分はゲーム代ですので、前払いとして受け取り毎月の固定費に使用します。店舗存続の為の基盤となりますのでどうか皆様ご協力くださいませ。
リターン:アルコールドリンク、セット料金割引
支援ページ
https://camp-fire.jp/projects/view/261337
静岡『Lookup』
プロジェクトページより:このまま店を畳もうか、とも考えました。しかしながら、多くの麻雀ファンの皆様や仲間達の声を頂き、勇気を出してクラウドファンディングを行なってみようとの結論に至りました。
用途:新型コロナウイルス感染症における、緊急事態宣言の発令に伴う休業に対しての維持費、経費の捻出。コロナウイルス収束後の麻雀普及活動における活動経費の捻出。
リターン:店舗オリジナルグッズ
支援ページ
https://camp-fire.jp/projects/view/267066
大阪『イーソー』
プロジェクトページより:
今年に入り、コロナに関する報道が増えてくるにつれ、2月から少しずつ来客数に影響が及び、前年比で減少が続きました。
4月13日に大阪府吉村知事の休業要請を受けて、補償内容が全く不明ではありましたが、一国民、一府民の立場として4月14日から5月6日を休業することとしました。
GWは大切な繁忙期です。ここでの利益がないと店舗存続は難しいところです。5月7日以降の状況も見えず不安でいっぱいです。
何もせずに指をくわえているだけではいけないと思い、そこで、みなさんも大変な状況にあろうかとは思いましたが、このプロジェクトを思いつくに至りました。
従業員の給料、取引先、家賃、光熱費の支払いに充当します。
古くなった麻雀牌、麻雀マット、椅子、サイドテーブルなどの備品を購入し、清潔な環境を整えます。
リターン:オリジナルグッズやリーグ参加権など
支援ページ
https://camp-fire.jp/projects/view/269824
支援金等リンク
東京都感染防止協力金
対象:都の要請や協力依頼に応じて施設の使用停止に協力した中小企業の事業者
金額:50万円(2事業所以上は100万円)
申請受付期間:令和2年4月22日~6月15日
申請書類発行・オンライン申請はこちら
生活費の貸付(緊急小口資金)
対象:新型コロナウイルスの影響を受け、 休業等により収入の減少があり、緊急 かつ一時的な生計維持のための貸付を必要とする世帯
金額:学校等の休業、個人事業主等の特例の場合、20万円以内、その他の場合、10万円以内
相談先:市区町村の社会福祉協議会
生活費の貸付(総合支援資金)
対象:新型コロナウイルスの影響を受け、収入の減少や失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯
金額: 生活再建までの間に必要な生活費用の貸付
貸付上限額
・(二人以上)月20万円以内
・(単身) 月15万円以内
貸付期間:原則3月以内
相談先:市区町村の社会福祉協議会
国民健康保険料減免
対象:新型コロナウイルスの影響により収入が減少した国民健康保険被保険者
金額:本来収める健康保険料(世帯)×減少することが見込まれる事業収入等に係る前年の所得額/世帯前年の合計所得
前年の合計所得金額
300万円以下→全て減免
400万円以下→10分の8
550万円以下→10分の6
750万円以下→10分の4
1000万円以下→10分の2
事業の廃止や失業の場合は前年の合計所得金額にかかわらず全額免除
相談先:管轄の国民健康保険課
感染して働けないときの手当(傷病手当金)
対象:健康保険等の被用者保険の被保険者で、業務災害以外の理由により新型コロナウイルス感染症に感染し、療養のため労務に服することができない方※ 国民健康保険にはなし
金額: 療養のため労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間、直近 12 か月の標準報酬月額を平均した額の 30 分の1に相当する額の3分の2に相当する金額を支給
相談先:加入している健康保険の窓口
電気・ガス・水道料金の支払い期限の延長
対象:新型コロナウイルス感染拡大の影響により、緊急小口資金又は総合支援資金の貸付を受けた者(生活福祉資金貸付制度)で、一時的に電気・ガス料金の支払いが困難な方
水道料金は、緊急小口資金等の貸付を受けずとも収入が減少していた場合対象
相談先:契約している電力・ガス会社、地区町村の水道局
家賃の支給(住宅確保給付金)
対象:離職等により経済的に困窮し、住宅を喪失した方もしくは喪失するおそれのある方
離職または廃業をした方や個人の責によらない理由で同程度に減収した方で常用就職を目指す方(2020年4月20日より対象拡大)
本年4/1より、65歳以上の方も対象(多くの自治体ホームページでは、まだ65歳未満となっているので、注意)
金額:家賃相当額を支給
相談先:地区町村