日本最大の学生麻雀団体である一般社団法人学生麻雀連盟(理事長:山田独歩、所在地:東京都渋谷区、以下 学雀連)は、2022年12月28日に「第2期雀魂学生麻雀リーグ」の決勝を開催。
今節は実況咲乃もこさん、解説綱川隆晃、ゲスト歌衣メイカさんの布陣で配信が行われた。
9節29戦の予選を戦い、上位8チームで行われた準決勝を終え、上位4チームが決勝に進出した。
決勝進出チーム
「あかうーまん」「北大麻雀サークル槓」「otofu」「南場から本気出す」
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決勝戦の模様
決勝戦では各選手が顔を合わせながらの雀魂対局を行った。
第1試合
1回戦はあかうーぴんのブイヤマ選手が冷静に確実なアガリの道を掴み続け快勝。トータルスコアを伸ばした。
第2試合
比較的僅差の戦いとなっていたが、南1局にメチレンイミン選手が6000オールで抜け出す。
首位あかうーまんのFLUEGEL選手は苦しい戦いとなっていたが南3局の親番で平和赤1高め一気通貫のリーチ。ここ一番のチャンスだったが5対1の枚数勝負で悔しい敗北、ふぇざー選手の2000・4000のアガリとなった。
北大麻雀サークル槓としてはここは大きなトップラスとなった。
第3試合
otofuと南場から本気出すの2チームはポイント差から考えると優勝の為にはできれば残り2戦で連勝を手にしたい状況となった。
しかし第3試合はあかうーまんのyamaris選手がリードする展開。トップ目から更に大きな加点となる3000・6000のおおきな一撃を決めてここ1番でほしかったトップを獲得。
北大麻雀サークル槓のくろまり選手も2着で粘り切り、優勝争いはほぼこの2チームのマッチレースの様相となった。
第4試合
第3試合終了時点であかうーまんと北大麻雀サークル槓のポイント差はなんと0.1ポイント。完全着順勝負となった。3位の南場から本気出す、4位のotofuは超特大トップを取ったとしても、上位2チームを両方逆転することは厳しく、事実上3位争いの様相となった。
東1局、いきなり大きな1撃が決まった。親のおちてん選手が追いかけリーチでマキガイさん選手から18000。優勝争いのマキガイさん選手とブイヤマ選手に大きな点差が開くこととなった。
しかし東3局、マキガイさん選手の逆襲の一手が決まる。ダブ東三色赤1の12000を着順勝負相手のブイヤマ選手から直撃、これで3着に浮上してチームは優勝ポジションに。
その後何度となくリーチに出るがブイヤマ選手の手はなかなか決まらない。
南2局1本場、ブイヤマ選手はようやく5200のアガリを決めるがまだまだマキガイさん選手とは15900点差でオーラスの親番となった。
しかし南4局、先制リーチを受けながらも後手から追いついて嵌張ながらも赤赤のリーチにたどり着いたブイヤマ選手、最後の1枚をツモって4000オールでマキガイさん選手を1100点差で上回った。
まだまだ僅差につき更なる連荘が必要なブイヤマ選手、マキガイさん選手も仕掛けて必死の断么九聴牌を掻い潜って同じ待ちの単騎聴牌にたどり着いた。
しかしmasiin選手が着順浮上を目指してリーチしてのツモアガリ。このアガリが1000・2000までであればあかうーまん、1300・2600以上であれば北大麻雀サークル槓の優勝となるが…
このアガリは1300・2600となり優勝は北大麻雀サークル槓に微笑んだ。
エキシビションマッチ
MVPとMIPの2選手と歌衣メイカさん、咲乃もこさんの4名でエキシビションマッチが行われた。
歌衣メイカさんがリードしてオーラスを迎えたが、オーラスにブイヤマ選手があっという間の2巡目リーチで歌衣メイカさんからの直撃を決めて鮮やかな逆転を飾った。
閉会式
惜しくもチーム優勝は逃したがMIPに選出されたブイヤマ選手。「色々なことがあった1日でした。チームメイトがいいバトンを回してくれて最終戦は着順勝負となって、ライバルがいきなり18000放銃となって少し気のゆるみがあったのかもしれず、12000の直撃の場面など反省すべきシーンもあったかと思います。」と悔しさをにじませた。
KN626選手「苦しい展開にはなってしまったのですが、チーム全員がそれぞれよく考えて自分にできる最善を尽くすことはできたと思います。」
masiin選手「最終戦はしっかり自分の局収支を追う選択をしようと務めたのですが、終始それに徹することができたかはわからないです。自分の選択により結果が変わった部分はあったかとは思います。ちょっと言葉がまとまらなくてすみません。」
悔しさをにじませながらも、自分たちの力を出し尽くしたことを語った。
おちてん選手「なんとかオーラスに役満条件くらいは残したかった、そこまで行けなかったことがとても悔しいです。道中、なんとかなりそうな国士無双チャンスもあったので。」
と悔しそうに語った。この大会に全力で臨んでいたことが伺えた。
yamaris選手「チームとしては心残りが大きいですが、僕個人としては3戦目に出場して、しっかり手も入って楽しく麻雀することができました。大会を通しての話ですが、otofuチームの皆さんとは昨日セットをしたり槓さんとも部屋が一緒で楽しく観戦したり。南場さんとはあまり交流なかったのですが、これから作っていきたいです。同年代の仲間がたくさん出来たことは本当にうれしいことです。昨日のセットの時にotofuさんとは明日何があっても恨みっこなしで!という話もしていたし、今日のこの結果に関しても納得しています。」
と明るいコメントを残した。
くろまり選手「優勝できて本当に嬉しいです。あまりにも胸いっぱいです。僕は今持ってる力を全部出せたかなと思います。2着2着でチームメンバーに託す形となりましたが、いい仲間に恵まれて良かったです。」
マキガイさん選手「どんな状況でバトンがわたされるかは当然わからなかったのですが、まさかの100点差、着順勝負でドキドキでした。18000点放銃のシーンはもちろん痛かったのですが、トップ取りが必要な状況ではなく、単純に18000点を取り返せばいいだけなのでまだまだ大丈夫と落ち着いて打てました。」
メチレンイミン選手「MVPが獲得できてとても嬉しいです。今日これなかったももんじゃ選手に勝利を持ち帰ることができて嬉しいです。チームメイトの麻雀に一喜一憂できたことはこれ以上なく楽しいひと時でした。」
くろまり選手「大会通して様々な出会いもありいい経験もでき、これ以上ない楽しい大会でした、運営の皆様、ご視聴下さった皆様ありがとうございました!」
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▼解説綱川隆晃による振り返り配信も!
大会趣旨
オンライン麻雀ゲーム「雀魂」を用いた、チーム制の学生向け新規リーグ戦が開催決定! 優勝チームにはアモスグランドチャンピオンシップの出場権が贈られる(条件あり)他、参加賞や節ごとのMVP賞など、賞品も充実!
レギュラーシーズン9節+準決勝+決勝はYouTube麻雀ウォッチchでの配信あり!毎回Mリーガーや麻雀配信者が出演します。
雀魂(じゃんたま)について
2022年7月に登録ユーザー数が750万人を突破した、オンラインで全世界のプレイヤーとリアルタイムで対戦できる麻雀ゲームです。全世界のプレイヤーと対戦できる「段位戦」、友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」が設けられています。麻雀の初心者から上級者まで幅広く楽しめるのが特徴です。
雀魂(https://mahjongsoul.com/)
大会概要
イベント名 |
第2期雀魂学生麻雀リーグ |
開催日時 |
レギュラーシーズン ※各日17時~ 準決勝 2022/12/10(土)17時~ 決勝 2022/12/28(水) |
会場 |
雀魂ゲーム内の該当大会部屋(Web版・アプリ版、どちらでも参加可能) |
参加資格 |
以下の条件を全て満たす方。 |
参加単位 |
・学生 2〜4名で構成されたチーム単位で参加を受け付ける。 |
募集チーム定員 |
32チーム |
システム |
・レギュラーシーズン全9節29半荘。上位8チームが準決勝進出。 |
競技ルール |
学雀連ルールに準拠(https://gakusei-majan.com/rule/) |
実況・解説 |
レギュラー実況:咲乃もこ(Vtuber) |
生配信 |
YouTube:麻雀ウォッチチャンネル(https://www.youtube.com/c/mjnewsnet) |
賞品 |
調整中 |
協賛 |
OMEN by HP |
サブライヤー |
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主催 |
一般社団法人学生麻雀連盟(https://gakusei-majan.com/) |