麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2021」50日目が12月28日(火)に開催された。
第1試合結果記事
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第2試合出場選手
東:小林剛
南:二階堂亜樹
西:東城りお
北:園田賢
第2試合
東1局、巡目の早い亜樹の先制リーチ。
まっすぐに手を進めた園田が放銃。
亜樹の8000のアガリでリード。
東2局は亜樹が、園田がを暗槓。
先制は園田。を引き入れリーチしてツモ。裏ドラは乗らなかったが2000・4000で失点を取り返した。
東3局、小林がを仕掛けてドラのカン待ちのテンパイ。
小林の仕掛けに亜樹、園田も少し引き気味に手を進めていくと、親の東城がを暗刻にしたリーチ。
小林の手が三色がついて満貫になったところで、東城が一発ツモ。裏ドラが1枚乗り、6000オールで一気にトップ目に立つ。
東3局1本場は小林が自風のをポンしてテンパイ。東城からアガリ、局を進める。
東4局は2枚目の自風から発進した東城。
小林が筒子のホンイツ、で高目8000のテンパイ。
今にも園田から出るかと思われたが、園田がを対子で落として回る。
するとドラのを持ってきた小林。東城に切り切れず、対子のをおとす。
逡巡してを落した小林の様子に、テンパイした園田が先ほどまで当たり牌だったを切ってリーチ。
一発でツモって6000オールになり、トップ目が入れ替わる。
東4局1本場、園田がダブ東を仕掛けてドラのなら跳満のテンパイ。
亜樹も待ちのテンパイとなり、リーチも流局。
東4局2本場は、小林がタンヤオピンフをリーチしてツモ。1300・2600のアガリで南入。
南1局、親の小林がカンをチー。789三色の仕掛けだが、小林の上家の園田はを切らずに絞る。
結果は小林の一人テンパイで流局。
南1局1本場、とが対子の小林。が暗刻になり、メンホンテンパイをヤミテン。
東城がカンをリーチとすると、園田が宣言牌のをチーしてフリテンの待ちタンヤオでテンパイ。
小林のもとにやってきたのは。ツモ切りリーチでぶつかる。
結果は東城がツモ。1000・2000で小林の大物手がつぶれた。小林に暗刻のが裏ドラとなっており、小林がツモれば三倍満という場面だった。
南2局、東1局に満貫をアガってからツモられて失点し、ラス目になった亜樹の親番。加点したいところだが、小林が東城からアガり、亜樹の親が落ちる。
微差だが園田がトップ目に。
南3局、親の東城が2900をライバル園田から直撃。再びトップ目が入れ替わる。
南3局はその後4本場までアガリが出ず、東城の連荘が続く。
4本場に小林が東城から3900をアガりオーラスへ。
オーラスは東城が七対子の単騎でアガリきりゲーム終了。熾烈な攻防を制してトップを勝ち取った。
フェニックスはチームの連続ラス無し記録を26試合に伸ばし、チームポイントは+100に迫った。
第2試合結果
1位 東城(フェニックス)+55.9
2位 園田(ドリブンズ)+10.2
3位 小林(Pirates)▲14.9
4位 亜樹(風林火山)▲51.2
12月28日トータル結果
フェニックス(茅森2着・東城1着)+73.8
風林火山(松ヶ瀬1着・亜樹4着)+28.5
Pirates(石橋3着・小林3着)▲47.1
ドリブンズ(たろう4着・園田2着)▲55.2
フェニックスがラス無し継続でスコアを伸ばし、3位サクラナイツの背後まで迫った。風林火山は12月初勝利となったが、亜樹の連続2着記録は9戦でストップ。ドリブンズは厳しい展開となったが、園田が巧みなプレーで持ちこたえた。