2023年5月19日に最終日を迎えたMリーグ2022-23シーズン。日本プロ麻雀連盟の魚谷侑未(@yuumi1102)、最高位戦日本プロ麻雀協会の近藤誠一(@sei1k)、茅森早香(@sayakaya0504)、日本プロ麻雀連盟の東城りお(@RioTojyo)の4名のチーム「セガサミーフェニックス(@SEGASAMMY_PNX)」は、序盤から過酷な局面に追い込まれ、▲574.4でレギュラーシーズン敗退となった。
最終戦が行われたその日、全チームに取材が行われた。
感染予防のため、取材中は選手、取材陣ともにマスク必着。写真撮影時のみ、選手はマスクを外している。
セガサミーフェニックスインタビュー
──今シーズンの振り返りをお願いします
東城「調子が上がってる途中で体調不良で出れなくて、ちょっとおこがましい感じの発言になってしまうんですけど、チームが浮上する良いきっかけを作れたような気がするのに作れなかったのが悔やまれるシーズンでした。」
魚谷「私の成績でチームの足をかなり引っ張ってしまったので申し訳なかったなと思います。」
「一度自分の中で何となく浮上のきっかけになりそうな日があって、それが四暗刻単騎に放銃してしまった日なんですけど、その日まで自分がトップ目に立つ展開っていうのがほとんどなく迎えていて、この日は48000点くらいのトップ目に立っていて、今日こそはというときに四暗刻単騎を振ってしまって転落してしまったので、あの日が私の中でターニングポイントでした。」
「ただシーズン中には自分が負けて辛いとかそういうのは出さないようにできたと思うんですけど、来季はきちんと貢献できる一年にしたいなと思います。」
茅森「序盤は9万点トップをとれて、中盤はプラス域とマイナス域を行ったり来たりする感じで、もうちょっとその辺でプラスできていればと思います。」
「後半はチーム状況もありましてレギュラーシーズンを突破するために条件を満たそうと思っていたのでさらに下に行っちゃったというのがあって、それが悔しかったですね。」
近藤「チームの雰囲気は変わらず良かったんじゃないかと思いますけれども、監督もいつも盛り上げてくれるし。各選手の動じない持ち味が良いほうに働いていたとは思います。」
「どこかでターニングポイントがあれば急浮上するような良くも悪くも波の激しいチームかなとは思ってますけれどもね。結果としてレギュラー突破できなかったという事実を踏まえて、また頑張りたいというところです。」
吉野監督「フェニックスは昨シーズン2位ということで優勝を目標に掲げてスタートしたんですが、常にボーダーを目指すような展開が続き、最後はトップラス条件というような酷なことを監督として課してしまい、反省の多い一年だったかなと思っています。」
「ただフェニックスの麻雀は結果ももちろん重要なんですけれど、非常に厳しいなかでも最後まであきらめずに常に最善を求めて感動を届けるというようなことを目標にやっておりますので、そういった面では各選手本当に頑張っていただいたと思っておりますので、本当に感謝をしたいと思います。」
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