麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2023-24」9日目が10月2日(月)に開催された。


第1試合出場選手

東:渡辺太
南:鈴木大介
西:日向藍子
北:堀慎吾
第1試合
東1局、親番の太がのポンからソウズのホンイツへ。
1枚切れのをうまく重ねてポンすると、満貫のカン
テンパイ。
は山に僅か1枚だったが、これを手繰り寄せ、4000オールのアガリを決めた。

東1局1本場は日向の先制リーチに大介が怒涛の押し返しを見せるも、決着は付かず流局。


続く東2局2本場、親番の大介が三色同順完成済みの待ちで先制リーチ。
そこに日向がピンフドラ3の三面張テンパイ。は大介の現物なのでヤミテンを選ぶ。
直後にペンの役無しテンパイを入れていた太が
を掴んでしまうが、日向のプッシュを評価して降りるファインプレー。
大介と日向の捲り合いは大介がをツモって制し、裏も1枚乗せ8000オールのアガリを決めた。



【10/2 1G 東2-2】
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) October 2, 2023
親のBEAST #鈴木大介 が
倍満ツモ‼️
視聴は? @ABEMA で視聴中 https://t.co/xtZBt9xEar #Mリーグ pic.twitter.com/9mXdTpMRqD
東2局3本場も大介が止まらない。
堀が3巡目に待ちの先制リーチを掛けると、大介は12巡目にドラ
を重ねてカン
の役ありテンパイ。
さらにを引いて打点を上げ、ラス牌の
を引き寄せる。
4000オールの加点に成功し、1人突き抜けた。


苦しい展開を強いられていた堀だったが、続く東2局4本場、東3局と2局続けて大介からアガリをものにする。
得意の仕掛けで2000、3900と連続加点に成功した。


堀1人テンパイでの流局を挟んで東4局2本場。
この局も堀がタンヤオで仕掛けて大介から2900のアガリ。徐々に点棒を回復させていく。


東4局2本場、日向が七対子ドラ3でテンパイすると待ちで即リーチを敢行。
狙いが完璧にハマり、大介からを一発で打ち取ることに成功した。
日向は12000を加点して3着目に復活。一方大介は痛恨の4連続放銃となってしまったが、依然トップ目のまま南入。


南1局、親番の太が絶好のを引き入れて
待ちの先制リーチ。
を一発ツモ、4000オールのアガリを決めた。
太が大介を捲ってトップ目に浮上。

続く南1局1本場、堀がドラ3のカン待ちでリーチを敢行。
カンに受けると三色同順が付く手だったが、
は既に2枚切れ。堀は時間をかけずに
待ちを選ぶ。
このが山に4枚残っており、程なくしてツモ。
裏も1枚乗せ、3000・6000のアガリが決まった。
太、大介、堀が並ぶ格好に。

しかし大介は親番で2度吹く。
南2局、大介が七対子ドラ2でテンパイすると、待ちでリーチ。
そこに太、1枚切れの後付けでテンパイを入れると七対子を読み切って
もプッシュ。
熱い捲り合いは、大介が最終手番でを手繰り寄せて決着となる。
さらに裏ドラがになり、なんと2度目の8000オールをものにした。


【10/2 1G 南2】
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) October 2, 2023
親のBEAST #鈴木大介 が
倍満ツモ‼️
視聴は? @ABEMA で視聴中 https://t.co/xtZBt9xEar #Mリーグ pic.twitter.com/vLuomuwUdd
すぐに太がやり返す。
南2局1本場、大介の先制リーチを受けて太は七対子待ちで追いかけると、
を掴ませて6400の直撃。
トップは譲らんと激しい争いが繰り広げられる。


南3局は大介が待ちでリーチに踏み切る。
は4枚切れながら、ここが勝負所とばかりに牌を横に曲げた。
仕掛けを入れていた親番の日向、そして堀も押し返すが、堀のリーチ宣言牌が捕まり決着。
3200のアガリで太の跳満条件を潰し、オーラスへ。



オーラス、持ち点は大介が48,400、太が29,500、親番の堀が16,700、日向が5,400という並び。
堀の第1打を太が両面でチー。2着確保に動く。

すぐに待ちでテンパイすると、
待ちの三面張に変化。
直後に堀がを打ち出し、2000のアガリでゲームセットとなった。


大介が初トップを獲得。
放銃5回も、2度の8000オールを含めた4回のアガリで大介らしさ溢れる素晴らしいゲームを展開した。

第1試合結果
1位 大介(BEAST)+68.4
2位 太(ドリブンズ)+11.5
3位 堀(サクラナイツ)▲25.3
4位 日向(ABEMAS)▲54.6



第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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