麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ15日目が5月2日(木)に開催された。
第1試合出場選手
第1試合
東1局、ドラドラ赤の配牌・親番岡田と、赤赤の配牌を手にした伊達を中心に、場が進んでいく。岡田は役牌をスルーしてチートイツのイーシャンテンに、伊達はのターツを払ってタンヤオに向かう。そんな中、先制リーチはたろう。ドラのも切り飛ばし、とのシャンポン待ちで戦端を拓く。最後はをツモって1000・2000を先取。
東2局、親番小林がドラ暗刻のリーチ。赤3の伊達がチーからタンヤオに照準を合わせて対抗。伊達は二副露目も入れて臨戦態勢を取るものの、ここは小林がツモアガリ。4000オールでトップ目に立った。
東2局1本場、伊達がイーシャンテンでの暗カン。テンパネと新ドラの二方向から打点アップを目論む。しかし、四者ともあと1枚が引けず、全員ノーテンで流局。
東3局、岡田がドラの暗刻の配牌をもらう。岡田は1つ鳴いて待ちのテンパイになった。伊達はを切らずに型式テンパイに向かい、懸命に親番をつなごうと動くものの、最後は岡田がツモアガリ。
東4局、先制リーチは伊達。現状の4着目から一気にトップまで駆け上がりたい。伊達はタンヤオがつく高めのをツモアガると、裏ドラを3枚乗せて倍満に。一躍トップ目に立った。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) May 2, 2024
東4局、#伊達朱里紗 選手の倍満ツモ!
ファイナルに向け大きなトップを
決めたい伊達選手が?引きで
高めタンヤオの??待ちリーチ!
小林選手が降りに回るも
伊達選手が高め?をツモ!
そして裏ドラは…3枚使いの?!
脅威の倍満ツモで一気にトップ目に浮上!
南1局、場風のをポンしたたろうが、カン待ちのテンパイ。ここに伊達がカン待ちで追いつく。さらには小林がカンで、最後は親番岡田がカンで追いつき四軒テンパイで流局となった。
南1局1本場、小林が5枚見えたチーから発進。タンヤオに向かって、テンパイを入れる。ここに伊達が、速度を合わせるチーで、ペン待ちの一気通貫で追いつく。しかし最後は小林がツモアガリ。300・500は400・600で局消化に成功した。
南2局、ファーストテンパイは伊達。出アガリのできないツモり三暗刻から、リーチを打って勝負に出る。ここに岡田がカン待ちで追いかけるものの、これが伊達に暗刻で山にはない。さらに小林が追いついて三軒リーチ。ここは小林が岡田から打ち取り、5800にリーチ棒2本も手に入れ、伊達をかわしてトップ目に立つ。
南2局1本場、ファーストテンパイはたろう。との役なしシャンポン待ちに。次巡を引き入れると、を横に曲げてリーチを宣言した。ここに追いついたのは伊達。メンタンピンの待ちで勝負をかける。たろうが伊達への放銃となるをつかんで決着。たろうは3着目の岡田まで11100点差の4着目に、伊達は2着目の小林より700点上のトップ目に。
南3局、ファーストテンパイは岡田。ピンフのみをダマテンに構え、伊達からロンアガリを決めた。
南4局は、300点差でトップを競る小林・伊達のスピード勝負に。小林はをトイツ落としして、伊達は自身が3枚持っているをポンして、それぞれタンヤオに向かう。そんな中、ファーストテンパイは再び岡田。前局同様ピンフをダマテンに構え、アガリ牌がこぼれるのを待つ。最後は親番のたろうがタンヤオ片アガリのをツモって1000オール。連荘に成功した。
南4局1本場、ファーストテンパイは岡田。ここに伊達が追いついてリーチ。さらには親番たろうもリーチで参戦した。岡田は二軒リーチに危険牌を引いてオリを選択。たろうがツモアガリを決めた。
南4局2本場、ファーストテンパイは親番たろう。今回は、ドラドラ内蔵で打点十分、待ちはのリャンメンだ。ここに小林が追いつく。待ちのピンフ、高め三色になる大物手となった。どちらもツモれないまま局面は最終盤に。たろうが小林のアガリ牌であるドラのをつかむものの、ここはと入れ替え、テンパイをキープして流局。
南4局3本場は、先制リーチの岡田がそのままツモアガリ。岡田はたろうをかわして3着でフィニッシュ。トップ争いは小林に軍配が上がった。
第1試合結果
1位 小林(Pirates)+56.1
2位 伊達(麻雀格闘倶楽部)+11.8
3位 岡田(サクラナイツ)▲17.5
4位 たろう(ドリブンズ)▲50.4
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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