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Mリーガー列伝(10):日向藍子(ABEMAS)

Mリーガー列伝(10):日向藍子(ABEMAS)

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麻雀界きってのマルチプレイヤー。

YouTuberとして精力的に動画を配信し、MC・実況として麻雀番組で高い能力を発揮する。

一児の母として家庭を支え、プレイヤーとして男女混合リーグでも上位の成績を残す。

色々なタイプが混在する麻雀界でもオンリーワンの存在。
今回は日向藍子プロの軌跡を紹介したいと思います。

©AbemaTV

◆日向藍子(ひなたあいこ)
◆生年月日:1988年9月24日(31歳)
◆出身地:長野県茅野市
◆血液型:O型
◆所属チーム:渋谷ABEMAS
◆所属プロ団体:最高位戦日本プロ麻雀協会
◆趣味:タピオカ、御朱印集め、フラワーアレンジメント、食品サンプル
◆主な獲得タイトル:第16期プロクイーン、RTDガールズファイト3、第1回女流モンド新人戦を優勝
◆Twitter:@hinaai0924

アルバイト先で出会った未知の頭脳ゲーム

日向が麻雀と出会ったのは18歳の頃。ウエイトレスとして麻雀店でアルバイトを始めたのがきっかけでした。

それまで麻雀についての知識は皆無でしたが、小学生の頃は毎晩父親と将棋を指したり、親族と花札・オセロなどを楽しんでいました。子供のころから頭を使うゲームに慣れ親しみ、それが大好きだった日向が麻雀に興味を持つまで時間はかかりませんでした。

1年後にはルールをマスターし、20歳の頃には人並みに打てるようになり、この頃から日向の麻雀漬けの毎日が始まりました。

更なる向上を求めプロの世界へ

麻雀を打ち続けていた日向ですが、とある疑問を抱き始めます。

自分はどのくらい強くなったのだろうか。もっと強くなるためにはどうすればよいのだろうか

頭脳ゲームが好きな日向だからこそ早い段階で気づいた、短期の着順だけでは正確な実力が図りづらいという麻雀のゲーム性。

色んな打ち手と対局し見識を広げ、公式戦での経験を積むことで実力を向上させることを目的として、日向は22歳の時にプロ試験受験を決断しました。

そして見事に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロ試験を合格、36期(2011年)前期入会を果たします。

プロ入り後の変化

合格後の日向はその目的通りの進化を見せていきます。
麻雀を最初に教えてくれた方が門前手役派だった影響を強く受けていた日向。今でもかなり守備意識が高く、一撃の重さが売りのプレイヤーです。

リーグ戦では順調に昇級を重ねましたが、タイトル戦は決勝で敗れ続けました。

しかし色々な舞台を経験して得た様々な考えを取り入れるため、つねに柔軟さを持ち合わせることを意識して日々研鑽を積んできました。

そんな日向の柔軟さが遂に実を結んだのが第16期プロクイーンでした。解説の勝又・白鳥が驚く勝負がけの押しっぷりで遂に念願の初タイトルを獲得します。

第16期プロクイーン決定戦最終日観戦記(日吉辰哉)|日本プロ麻雀連盟

そこに押せない・すぐ降りると言われてきた過去の日向の姿はありませんでした。

初年度からドラフト候補として名前が挙がっていた日向。残念ながら指名を受けることはありませんでしたが、MリーグPVのMCに選ばれました。

選ばれた時には嬉しいという気持ちが大きかったのですが、Mリーグの舞台に立つ選手への応援の熱量を直接その肌で感じたことで、その気持ちに変化が生まれます。

もともと交流があった選手たちが今まで以上に輝いていたのもあり、自分も同じ舞台に立ちたいと強く思うようになりました。

憧れが目標に変わった瞬間です。

プロクイーンでの優勝やMリーグPVでのMCに加え、YouTubeでの活躍も光りました。

普段の麻雀教室等の活動だけでは麻雀を広めることは難しいと感じていた日向。動画から興味を持ってもらい、麻雀人口を増やすために必要なものはこれだと考え、YouTubeでの活動を開始します。


初年度から第二回ドラフトまでの1年間に、これだけの実績・活躍を積み重ねた日向。当然のようにドラフト有力候補としてその時を待ちます。

指名を受けた直後の日向 ©AbemaTV

そしてドラフト会議当日、渋谷ABEMASから指名を受け、念願のMリーグ参戦が叶いました。

ドラフト会議の放送では日向との生中継も行われましたが、この時に日向は非常にリラックスしたように私には見えました。

これはもう話があるのかな?と邪推していたのですが、放送終了後にお祝いを兼ねて電話をしたときに本人から告げられた言葉は意外なものでした。

何の話もなかったから今回は全く選ばれると思っていなかった。余裕に見えたのはそういう事だと思うよ

日向が最高位戦に入って大事にしている言葉が二つあります。

一つは近藤誠一から受けたこの言葉。「傲慢になってはいけない、謙虚でありなさい

もう一つは近藤が飯田正人から言われた言葉。「勝っても負けても麻雀は続いていく

Mリーガーに選ばれたいという想いを実現するべく、謙虚な気持ちで自分に足らない部分を埋めるため様々な活動を続けてきた日向。その想いは叶い、Mリーガーとして勝っても負けても麻雀を続けていきます。

日向憧れの舞台「Mリーグ」初年度

そして迎えた日向にとって初めてのMリーグの舞台。「10月4日、2戦目日向さんで」と監督から連絡がきたのは前日でした。

緊張と興奮から眠れない夜を過ごした日向。対局が始まるまで緊張は収まらなかったと言います。しかし、対局が始まるとカメラの存在すら忘れて麻雀に入り込み、結果は2着。

無事に初戦を終えた日向、レギュラーシーズンは+18.6とまずまずの成績。セミファイナルも+27.6と安定した成績でファイナル進出に貢献しました。

チームの優勝に向けて、ファイナルでの日向の対局から目が離せませんね。

日向藍子 年表
年齢 主な出来事
1988 0歳 長野県茅野市生まれ
2006 18歳 マージャン店でアルバイトを始める
2007 19歳 麻雀を教わり始める
2008 20歳

麻雀の基礎を習得し、ほぼ毎日打つようになる

2011 22歳 最高位戦入会(36期前期)、同期に土田浩翔、吉田光太、鈴木優など
2012 23歳 新人ながら日本オープン決勝に進出するも4位に終わる
2015 27歳 B2リーグを首位で昇級する
2016 27歳 第1回モンド新人王戦で見事優勝し、女流モンド杯の出場権を獲得する
2018 29歳 RTDガールズファイト3優勝
2018 29歳 YouTubeで活動開始
2018 30歳 第16期プロクイーン優勝
2018 30歳 結婚妊娠を発表
2019 30歳 女の子を出産
2019 30歳 第2回Mリーグドラフト会議で渋谷ABEMASから指名を受ける
2019 31歳 第17期プロクイーン優勝

 

この記事のライター

最高位戦日本プロ麻雀協会浅井 裕介
最高位戦日本プロ麻雀協会所属。
入会10年負け続けたが、近年圧倒的な速度で勝ちを積み重ねている売り出し中の選手。
立会人を呼び続け、ついたキャッチフレーズは「日本一キレやすいプロ雀士」。

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