6月18日(日)竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2023」のファイナル進出枠1つを争う対局「骨肉の争い」が行われた。
【6月18日(日曜) 15:00から生放送】
— 麻雀最強戦〈公式〉 (@mjsaikyosen) June 13, 2023
麻雀最強戦2023 グループリーグ5骨肉の争い
【A卓】村上淳 鈴木たろう 丸山奏子 大塚翼
【B卓】二階堂亜樹 二階堂瑠美 勝又健志 松ヶ瀬隆弥 https://t.co/NJg5XUqtSo
今回はA卓にはドリブンズの園田以外の3名とBIG1カップを制した大塚翼、B卓にはEX風林火山の4名が集っての戦いとなった。
対局者
【A卓】村上淳 鈴木たろう 丸山奏子 大塚翼
【B卓】二階堂亜樹 二階堂瑠美 勝又健志 松ヶ瀬隆弥
予選A卓からは村上淳、鈴木たろうが決勝進出、B卓からは勝又健志、松ヶ瀬隆弥が決勝に進出。
決勝戦は屈強な歴戦の猛者4名での戦いとなった。

東4局、親の村上が4000オールを決めて一歩抜け出す。その次局にはたろうが満貫ツモを決めて南入となったが、たろう、松ヶ瀬、勝又の南場の親番はすべて村上が自力でアガってかわし、大きなリードを維持したままオーラスを親番を迎えた。
トップ目村上と2着目松ヶ瀬との差が19100点差。跳満ツモでも届かず倍ツモ、跳満直撃条件。勝又やたろうは役満級のアガリが必要となる苦しい状況。最後の親番は村上のため、伏せて決着になる。最後の1局で各者意地を見せられるか。
配牌オリをする村上、四暗刻に向かうたろう、勝又。国士無双に向かう松ヶ瀬。
捨て牌3段目に突入する14巡目にその時は訪れた。


なんとたろうに四暗刻聴牌、松ヶ瀬に国士無双の待ち聴牌。たろうの待ちは山に残り1枚でツモるしかない待ち、松ヶ瀬は山に2枚で出アガリもきき、村上以外からは出る待ち。その2枚が王牌、または村上に行かない限りは松ヶ瀬の勝利が目前という状況だったが…

自力でツモるしかないその1枚をいともあっさり聴牌次巡でツモって試合を決めたたろう。村上の勝利は目前で崩れ去った。松ヶ瀬もあと1歩逆転劇に届かない決着となった。
「今日はアガれそうだなと思った手がアガれなくて、アガれなさそうだなっていうのがアガれる日でしたね。松ヶ瀬さんは待ちでもらった!と思っていたようですが、僕はまあだめだろうなと思いながら、なんとか形は作ろうと考えて。どの巡目で裏ドラのためのリーチを打つべきだろうと考えていたら、さっと四暗刻に変化して、あっという間にツモってしまいました。自分がアガれたこともビックリですが、松ヶ瀬さんの国士聴牌、勝又さんの四暗刻イーシャンテンが入っていたこともそれ以上にビックリで。皆さんに麻雀のスゴイところがたくさん伝わったと思います。これ以降も楽しんで見てください!」と喜びを語った。

次回は6月25日(日)15時から「タイトルホルダー頂上決戦」が開催される。